ビシソワーズ
- 公開日
- 2011/06/02
- 更新日
- 2011/06/02
学校から
今日のメニューは、「温製ビシソワーズ」です。「ビシソワーズ」は、裏ごししたジャガイモと牛乳を使ったクリーミーな冷たいスープです。ビシソワーズを考え出したのは、『ルイ・ディア』という人で、子供の頃、夏に冷たい牛乳を混ぜて飲んだポタージュがヒントになったといわれています。「ビシソワーズ」という名前は、ルイ・ディアのふるさとであるフランスの避暑地「ヴィシー」にちなんでつけられました。日本語にすると「ヴィシー風のクリームスープ」です。本当はビシソワーズは冷たいスープなのですが、衛生管理が重要な学校給食では、熱を加えて温かいスープにしてあります。
今日のビシソワーズの材料には、ジャガイモとタマネギといっぱい使っています。この2種類の野菜を畑で育ててくれたのは、市内水窪の渡辺功さんです。渡辺さんは、一年を通して様々な種類の野菜を作っていて、毎日市内の野菜を使っている富一小の給食でも、すっかりお馴染みの方です。渡辺さんは68歳。朝早くから夜暗くなるまで農作業をされているそうです。とても手間がかかる野菜作りですが、野菜が毎日成長していくのを見るのを楽しみにしているそうです。今日は渡辺さんからのメッセージをいただいているので、紹介します。「地元で生産されたものを地元で消費する『地産地消』。富岡第一小学校の皆さんがこの土地の野菜をたくさん食べて、健康で、勉強に運動に遊びなどで大きく成長してください。」 渡辺 功
ふるさとを思いながら考え出された「ビシソワーズ」。渡辺さんの愛情がたっぷり詰まった 私たちのふるさとの野菜。こんなにすてきな給食を食べられる私たちは、本当に幸せですね。