甘夏みかん
- 公開日
- 2011/06/14
- 更新日
- 2011/06/14
学校から
きょうのくだものは「甘夏みかん」です。夏みかんは、外がわの厚い皮をむいて、一房ずつ分けます。薄皮をむいて食べましょう。夏みかんを一人でむければ一人前。さあ、じょうずにむけるかな?さて、夏みかんの本名は、夏橙(ナツダイダイ)といいます。初夏を表す果物として昔から愛され続けています。1700年頃、ちょうど赤穂浪士が討ち入りを果たした頃のことですが、山口県長門市の海岸に流れ着いたかんきつの種子を播いたのが夏みかんの始まりで、その原木は今もあるそうです。さわやかな甘酸っぱさと、少し苦みがあるのが特徴の夏みかん。この苦みのもとはナリンギンという成分で、グレープフルーツやはっさくなどの皮の部分にも多く含まれています。甘夏みかんをはじめ、果物には色々な種類のビタミンやミネラル、食物繊維がたっぷり含まれています。こういう栄養素には、血管の健康を守って、病気を防ぐ働きがあります。毎日、そしてこれからもずーっと健康でいるために、栄養のバランスが良い食事を心がけましょう。果物毎日200gくらいとることも健康を保つのに効果があります。太陽をいっぱい浴びて育った静岡県産の夏みかん、残さず食べましょう。