なす
- 公開日
- 2011/06/29
- 更新日
- 2011/06/29
学校から
なすが生まれたのはインド。日本へは奈良時代にやってきました。日本人とのつきあいが長いせいか、なすは地方によっていろいろな種類があります。大きいものや小さいもの、色も紫・青・白とさまざまです。ナスの実は95%が水分で、ナスのむらさき色は「ナスニン」という色素です。全体がスポンジのようになっていて油を吸収しやすくなっています。そのため植物油のリノール酸やビタミンEを摂りやすくしてくれます。夏野菜には体を冷やす働きがありますが、なかでもなすの効果は抜群です。暑さに負けそうな時、体のほてりやのぼせが強いときにはなすを食べましょう。ことわざに、「親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もない」というものがあります。なすの花が実を結ぶ割合が高いことから、親の小事も無駄がないという意味です。みなさんも親のいうことをしっかり聞いて、よい子になりましょう。