学校日記

カボチャ

公開日
2011/09/06
更新日
2011/09/06

学校から

かぼちゃが生まれたのは、中南米!つまりラテンアメリカ!コロンブスがアメリカ大陸を発見したときに、じゃがいもなどと一緒に船に乗ってヨーロッパにやってきました。そこから世界中に広まりました。日本カボチャは、安土桃山時代に ポルトガルの船にのって九州へ渡ってきました。南方からつたわった瓜なので「南瓜」とも、中国の「南京」から名前がついたともいわれています。九州から広まった日本カボチャ。その一方で、西洋カボチャは北海道を中心に作られています。
かぼちゃは緑黄色野菜の代表です。かぼちゃの黄色はカロテンの色です。カロテンは体の中でビタミンAに変わります。ビタミンAは、鼻やのどなどの粘膜を丈夫にして、風邪などの細菌に対抗する力をつけてくれます。また、ビタミンAには、ガン細胞ができるのを防ぐ働きもあり、もしもガン細胞ができた時でもガン細胞と戦う力を強くする働きもあるのです。さらに、かぼちゃにはビタミンCもたっぷり含まれているので、体の中で発ガン性物質が作られるのを防ぎます。かぼちゃは優秀なガン予防食品といえます。
和食・洋食・中華のいろいろな料理に利用されているかぼちゃ。皆さんもかぼちゃがどんな料理に変身しているか見つけてくださいね。