学校日記

10月5日給食

公開日
2011/10/05
更新日
2011/10/05

学校から

ごはん・牛乳・麻婆豆腐・中華サラダ

きょうのリポーターは5年生のSさんとTさんです。
まずはSさんのテーマ「けんちん汁」についてから送りします。
 
「けんちん」は、中国の精進料理が日本化したものです。もともとは、とうふなどを細切りにして、油で炒めてから湯葉や薄焼き卵で巻いて、揚げたり蒸したりしたものを意味します。日本では中身だけを取り入れた料理も「けんちん」といいました。
「けんちん汁」の語源には、鎌倉の建長寺の初代の住職だった蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、くずれてしまった豆腐を野菜と煮込んで作った汁物に由来するといった説もあります。
けんちん汁は、いろいろな国に渡り、いろいろな作り方があることを私は知りました。自分でもおいしいけんちん汁作りに挑戦したいと思います。

続いて、5年生のTさんの「にんじん」についてです。

にんじんには、ビタミンCを分解する酵素が含まれていて、大根おろしとにんじんおろしを混ぜておくと、大根のビタミンCはこわれてしまいます。30分間おいておくと、ビタミンCは半分に減ってしまいます。
では、どうしたら良いでしょうか。にんじんは、ゆでたり炒めたりすると、その酵素のはたらきは抑えられます。だから、できるだけにんじんに熱を加えて、酢の物や煮込み料理にするのがおすすめです。