シラス
- 公開日
- 2011/12/19
- 更新日
- 2011/12/19
学校から
きょうは2種類のシュウマイです。一つは桜エビ、もう一つはしらすが入っています。
さて、みなさんは「しらす」という名前の魚が海を泳いでいると思っていませんか?
実は、「しらす」と「ジャコ」などは、カタクチイワシの稚魚(ちぎょ)なのです。その稚魚をうすい塩水でゆでて、七分(しちぶ)ほど乾かしたものが「しらす」、もっと乾燥させたものが「ジャコ」です。ジャコにはサバやイカナゴの稚魚で作ったものもあります。しらすを板状にして干したものが「たたみいわし」になります。おせち料理に欠かせない「田づくり」は、稚魚が成長して6センチから9センチくらいになったものを干したものを使います。
静岡県は、しらすの漁獲量と生産量が日本一です。しらす漁は、駿河湾の用宗沖から久能沖(静岡市駿河区から清水区)で行われていて、とれたての鮮度を保つために、運搬船が漁場と用宗港を往復しています。
私たちの最も身近な駿河湾でとれるおいしい海産物。これから先もずっときれいな海を守ったり 育てていきたいですね。よろしくおねがいシラース(します)。