学校日記

ほうれん草

公開日
2012/01/12
更新日
2012/01/12

学校から

きょうは、「ほうれん草」のお話です。ほうれん草を正しく漢字で書くと「菠薐草」です。
菠薐(ほりん)というのは、ネパールを意味しています。ほうれん草は西南アジアが原産で、ネパールを通って中国に渡り、戦国時代のころに日本へ伝わったため、ネパールを表す名前が入っています。
ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれています。ビタミンA・B1・B2・Cがたっぷり含まれていて、葉酸・鉄・銅も豊富です。ビタミンCと一緒に鉄をとると、鉄の吸収があがるので、両方を含むほうれん草は、まさに貧血を予防するのにもってこいの野菜です。今が旬のほうれん草は、ビタミンCがたっぷりで、夏にとれたほうれん草と比べると、冬の方が3倍も多くなります。ほうれん草を選ぶときには、葉っぱの緑が濃くて、みずみずしいもの、茎のしっかりしたものを選びましょう。風邪がはやり始めています。ほうれん草をいっぱい食べて抵抗力をつけましょう。