学校日記

今日の給食を食べた外国人(皇族)は、ポルトガル人の「サバスチャン1世」

公開日
2012/06/22
更新日
2012/06/22

学校から

6月22日(金) 
今日の献立 
 まんが洗い・牛乳・さばのタンドリー・すいとん・富士山ゼリー

ふるさと給食週間最終日の今日は、駿東地区に昔から伝わっている郷土料理を紹介します。
その名も「まんがあらい」です。
えっ??漫画の本を洗うの? ・・・いいえ、違います。
「まんが」というのは、田植えの時に使う道具の「馬鍬(まぐわ)」のことで、「まぐわ」が、「まんが」になったといわれています。
馬鍬(まぐわ)は、田んぼの泥を やわらかく耕すための 道具です。
そして、やわらかくなった泥に苗を植えていきます。
今では機械でできますが、むかしは全て 人の手で作業していたので、とても大変です。
田植えが終わると、まんがをきれいに洗って、神様に感謝して、たくさんのお米が獲れますようにとお願いしたのです。
みんなで農作業をお休みにして、大切な農具に感謝する日が「まんがあらい」です。
そして、「まんがあらい」で食べるごはんが、きょうの献立です。
このように、私たちが住んでいるところに、むかしから受け継がれてきた料理を、「郷土料理」といいます。
郷土料理には、その土地でとれる旬の食材が多く使われます。
きょうの給食にも、地場産物がたくさん使われています。
由比港で水揚げされた「さくらえび」、沼津でとれた「はねぎ」、焼津で水揚げされた「さば」、箱根でとれた「だいこん」などです。
また、ふるさと給食週間の最後をかざって、デザートは富士山ゼリー。
ゼリーの容器をひっくり返して、小皿に盛りつけてください。
名前のひみつがわかりますよ。
大好評の給食委員会によるテレビ特別放送は、来週行う予定です。