今日の食材は、黒はんぺん。黒はんぺんといえば、静岡おでん。ところで、おでんは、なぜ「おでん」と言うのでしょうか?
- 公開日
- 2014/01/22
- 更新日
- 2014/01/22
学校から
前回のクイズの答え:海老は、歩行型のエビ。例えば、伊勢エビ。蝦は浮泳型のエビ。例えば、車エビ。
1月22日(水)
今日の献立
ご飯・牛乳・黒はんぺんフライ・落花生なます・おざく
今日の地場産物(じばさんぶつ)は・・・?
こめ(御殿場市・小山町)
牛乳(函南町)
黒はんぺん(焼津市)
あぶらあげ(裾野市内)
こんにゃく( 〃 )
さといも(長泉町)
だいこん(三島市)
今週は「学校給食週間」です。
きょうは、静岡県の郷土料理(きょうどりょうり)の登場です。
「黒はんぺん」は、焼津(やいづ)の特産物で、さば・いわし・あじなどの新鮮な青ざかなを使っているため、黒い色をしています。
「黒はんぺん」は、300年以上も前から食べられていた伝統があります。
今では全国的にも有名になり、静岡のおみやげといえば「黒はんぺん」が人気です。
次に紹介するのは、らっかせいが入った「なます」です。
「らっかせいなます」は、裾野市の郷土料理です。
「なます」にらっかせいを入れるのは、裾野市や富士市・富士宮市など、らっかせいを栽培している地域が多いようです。
お酢のすっぱさが苦手な人にもおすすめの料理です。
最後に紹介するのは、「おざく」です。
「おざく」は駿東地区の郷土料理で、お祭りや人寄せの時に、となり近所が助け合って作る汁ものとして、むかしも今も食べられています。
「おざく」という名前は、となり近所の畑でとれた野菜をそれぞれが持ちよって、ザクザクと切って鍋で煮るためその名前がつきました。
このように、むかしから地域に伝わる料理を、「郷土料理」といいます。
これから先も、ずっと伝えていきたい味ですね。