沼津のひもの
- 公開日
- 2014/06/23
- 更新日
- 2014/06/23
学校から
6月23日(月)
<今日の献立> ふるさと給食週間 「沼津市の郷土料理」
ごはん・牛乳・アジの干物カリカリ揚げ・切り干し大根の含め煮・かき玉汁
<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
たまねぎ(裾野市内)
とうふ(裾野市内)
あぶらあげ(裾野市内)
アジのひもの(沼津市)
しいたけ(静岡県内)
今日は、ふるさと給食週間の最終日です。
さて、今日の郷土料理は、沼津の「あじの干物カリカリ揚げ」です。駿河湾は日本一深い湾で、その深さは、なんと2500メートルほどです。そして、そこに住んでいる魚の種類は、約1200種類ともいわれています。豊かな海の駿河湾。その沿岸で捕れる魚は、静岡県以外の沿岸地域とくらべると、約3.5倍も多くとれます。
沼津では、アジやサバなどを加工して、干物やダシをつくっています。日本一の生産量を誇る「沼津ひもの」は、大正時代のはじめから生産されるようになりました。きっかけとなったのは、売れ残ってしまった魚を、自分たちで食べるために「ひらき」にしたのが始まりです。
ひもの作りに大切なのが、乾燥させるための海の風と、ちょうどよい温度、雨や湿気が少ないことなどです。これらの条件が揃っているのが沼津だったのです。
今では、全国の約半分を生産していて、「沼津ひもの」という地域ブランドとして、全国でも有名になってきました。
*お知らせ*
6月18日に「すそのんコロッケ」が給食に登場しましたが、そのときの富一小の様子が、裾野市のホームページ(facebookページ)に掲載されています。