自分で調べたことを発表します!(すいとん)
- 公開日
- 2014/09/17
- 更新日
- 2014/09/17
学校から
9月17日(水)
<今日の献立>
麦ご飯・牛乳・いかの更紗揚げ・ひじきの炒め煮・すいとん
<今月の給食目標>
「季節の食べ物を知ろう」
<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
はねぎ(三島市)
こんにゃく(裾野市内)
油揚げ(裾野市内)
本日も、給食委員が自分で調べたことを放送した内容を紹介します。
テーマは「すいとん」です。
「すいとん」は、小麦粉を水でこねて団子にしたものを汁で煮こんだ料理のことです。「水団」とか「炊団」と書きます。もともとは、中国のトウガラシの団子からきたもので、今のうどんの形をしていたそうです。
関東大震災や第二次世界大戦の時、ご飯の代わりに食べていました。みなさんのおじいちゃんやおばあちゃんには、この「すいとん」に良い思い出がないようです。それというのも、戦争の時に、ご飯の代わりに食べた「すいとん」は、今のように、いろいろな材料といっしょに煮たのではなく、小麦粉を水で溶いたものが入っているだけで、汁もダシはなく、味はみその味しかない、おいしくないものだったそうです。そして、この「すいとん」を食べるのも大変で、すいとんのお店屋さんの前には行列ができていたほど、人気だったのかもしれません。みなさんはどう思いますか?
今のような「すいとん」が食べられる私たちは幸せ者です。すいとんは、いろいろな思いがつまっている食べ物です。ほかの食べ物も大切に、残さずに食べてください。
*今日のリポーターは 6年のM.Iさんでした。