学校日記

自分で調べたことを発表します!(キムチ)

公開日
2014/10/08
更新日
2014/10/08

学校から

10月8日(水)

<今日の献立> 
 ご飯・牛乳・ぶたキムチ丼の具・はるさめサラダ・たまご入りみそ汁

<今月の目標>
 「地元の食材に親しもう」

<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
 キャベツ(裾野市内)
 にんじん(裾野市内)
 根深ねぎ(裾野市内)
 豚肉(静岡県内)
 わかめ(駿河湾)

 本日も、給食委員が自分で調べて発表したことを紹介します。
 
 テーマは「キムチ」です。

 最初に「キムチの歴史」について説明します。
 人類は農耕生活を始めてから穀物が主食になるにつれて、栄養のバランスをとるために、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜を食べるようになりました。そして、野菜の生産がむずかしかった寒い冬にも食べられるように、「塩づけにして貯えておく」という方法が自然に生まれて、開発されました。ちなみに韓国では、すでに7世紀から「塩づけ」として「キムチ」の歴史が始まっています。
 次に、「キムチの言葉の由来」について説明します。
 キムチは、「野菜の塩づけ」という意味の「チムチェ」が、長い年月が経つうちに「ヂムチェ」になり、そして「キムチェ」になって、「キムチ」に変わりました。
 最後に、「とうがらしを使ったキムチの誕生」について話します。
 始めの頃のキムチは、単純に野菜の塩づけに過ぎませんでしたが、12世紀頃からは、いろいろな種類の香辛菜類が加わって、独特のキムチの味を出すようになりました。そして、16世紀に韓国に伝来したとうがらしが、28世紀頃からはキムチ作りに本格的に使われるようになりました。とくに、19世紀頃には「キムジャンキムチ」(冬のキムチ作り)に適した、丸くなる白菜が普及して、現在の典型的な韓国キムチの姿を整えるようになりました。

  *今日のリポーターは 5年の K.K さんでした。