今日の食材 「とうふ」のお話
- 公開日
- 2014/10/22
- 更新日
- 2014/10/22
学校から
10月22日(水)
<今日の献立>
ごはん・牛乳・マーボー豆腐・にら玉中華炒め
<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
はねぎ(三島市)
もやし(静岡市)
とうふ(裾野市内)
今日は「とうふ」についてお話しします。
豆腐に関わることわざに、「うき世わたらば豆腐でわたれ」というものがあります。これは、「この世を生きるには、豆腐のように外は四角四面のまじめさをもち、内面である心はやわらかく、素直でありなさい」という例えです。昔の人は、私たちにいろいろなことを教えてくれますね。
さて、その「とうふ」は、何から作られるか知っていますか?
・・・答えは、大豆(だいず)です。
大豆から作った豆乳(とうにゅう)に、「にがり」を入れて固めると豆腐になります。大豆は「畑の肉」とよばれるほど、体をつくるもとになるたんぱく質をたくさん含んでいます。
昔、日本人はあまり肉を食べなかったので、体をつくるもとになるたんぱく質をとるために、豆腐はとても大切な食べ物でした。豆腐は、肥満(ひまん)の原因となりやすい脂肪(しぼう)が少なく、血液(けつえき)をサラサラにする成分(せいぶん)も含んでいます。また、大豆よりもやわらかくて消化(しょうか)がよいので、食べやすく、いろいろな料理に使われているのです。