学校日記

トマトケチャップの歴史

公開日
2014/11/14
更新日
2014/11/14

学校から

11月14日(金)

<今日の献立>
 チキンライス・牛乳・オムレツのトマトソース添え・かぼちゃのスープ

<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
 にんじん(裾野市内)
 とりにく(静岡県内)

 今日は、チキンライスに欠かせない「ケチャップ」の歴史についてお伝えします。さて、ケチャップはどこで生まれたのでしょうか?
 実は、中国の調味料「ケ・ツィアプ」と呼ばれているものがもとになっているようです。それは、魚を発酵させて作ったもので、現在のナンプラーや魚醤(ぎょしょう)に似ています。その後、アジアからヨーロッパに伝わり、カキやロブスターなど魚介類のほかに、きのこやフルーツなどさまざまな材料で作ったケチャップが生まれました。
 そんなケチャップが、今のようなトマトで作るケチャップになったのは、約200年前のアメリカでした。日本でケチャップが作られるようになったのは、明治になってからだといわれています。
 ちなみに、世界中でトマトケチャップが一番よく使われているのは、アメリカと日本だそうです。チキンライス・オムライス・スパゲティナポリタンなどは、日本で生まれた洋食メニューですが、そんな日本独特の洋食文化に、トマトケチャップはなくてはならない存在となっています。