ほうとう
- 公開日
- 2014/11/28
- 更新日
- 2014/11/28
学校から
11月28日(金)
<今日の献立>
ちりめんわかめおこわ・牛乳・ほきのみそマヨネーズ焼き・ほうとう汁
<今日の地場産物>
だいこん (裾野市内)
にんじん (裾野市内)
ねぶかねぎ(裾野市内)
今日は、山梨県の郷土料理(きょうどりょうり)「ほうとう」についてお話しします。
「ほうとう」は、武田信玄が戦いの時に食べたと言われています。「ほうとう」という名前は、中国の書物に出てくる「はくたく」からきています。「はくたく」というのは、小麦粉をこねて手で細長く薄くのばしたものです。その「はくたく」が変化して、「ほうとう」となりました。
山梨県や長野県は、山や野原が多く、田んぼや畑が少ないので、山や野の荒れた土地でもよく育つ、アワ・ヒエ・そば・大豆などを作りました。そして、米の代わりにそばやうどんなど、麺(めん)を使った料理を考え出したのです。
「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとう。」
山梨県では物事がうまくいった時に、この言葉が使われます。
ほうとうには、だいこん・かぼちゃ・さといも・にんじんなど、いろいろな野菜が入っていて、栄養満点、風邪予防にも効果があります。寒い冬の季節にはぴったりのおいしい料理です。