学校日記

おやこに?

公開日
2014/12/01
更新日
2014/12/01

学校から

12月1日(月)

<今日の献立> 
 ごはん・牛乳・親子煮・みそけんちん汁

<今日の地場産物>
 さといも (裾野市内)
 にんじん (裾野市内)
 だいこん (裾野市内)
 ねぶかねぎ(裾野市内)
 ほうれん草(裾野市内)

 今日から12月。冬になると私たちの服装は1枚ずつ増えていきますが、カレンダーは、残り1枚きりでとても寒そうです。
 さて、今日のメニューは「おやこに」です。親はにわとり、子は卵を表しています。
 今日は「おやこに」にちなんで、「親と子は似ている」というお話です。
 親と子は、顔のかたちばかりでなく、身長や体の格好などもよく似ています。このように親の特徴が子供に受け継がれていくことを「遺伝(いでん)」といいます。それらの情報を正確に伝えていくのが「遺伝子」といわれるものです。
 「どうして似ているのかな?」という疑問を解き明かしたのが、オーストラリアの牧師で、植物学者でもあった「メンデル」でした。メンデルが、この実験をするために使ったのが、「エンドウ豆」。みなさんもよく食べている「グリンピース」が熟した「エンドウ豆」です。
 メンデルは実に8年間も、根気よくエンドウ豆で実験を続けました。そして、ついに1866年、親の特徴を伝える遺伝子には、子供に現れやすい(優性遺伝子)と子供に現れにくい遺伝子(劣性遺伝子)があることや、両親から優性と劣性の2種類の遺伝子をもらった子供は、優性の特徴だけが現れることが分かりました。