2月朝会 どんな鬼を追い出したいですか?
- 公開日
- 2010/02/15
- 更新日
- 2010/02/15
校長室から
昨日は「節分」でした。みなさんも家で「福は内、鬼は外」と言って、元気に豆まきをしましたか?
「節分」の日については、昨日の昼の放送で、給食委員会の山崎慎実子さんがお話してくれていました。また、教頭先生が2月の学校だよりにも書いてくれました。
そこで、担任の先生にお願いして、4年生から6年生のみなさんに、「あなたはどんな鬼を追い出したいですか」という質問に答えてもらいました。多くの人は、自分の心の中のこんな鬼を追い出したいと答えてくれました。
6年生で多かったのが、「短気でおこり鬼」、すぐに諦めてしまう「怠け鬼」。中学校の一日体験入学に行ってきて、入学してからでなく、今から怠けずにしっかり勉強をしようという気持ちが出ています。他に「いじわるな鬼」、「手伝いをしない鬼」「妹に強く当たってしまう鬼」「弟とすぐけんかしてしまう鬼」など、優しい思いも伝わってきました。
5年生は、「授業中にふざける鬼」「汚い言葉を使う鬼」「すなおになれない鬼」「イライラ鬼」「悪口鬼」「自分勝手な鬼」「いじめ鬼」「弱虫鬼」「おこられ鬼」などと、今の自分の弱さをなんとか変えたい、という思いが伝わってきます。自分の弱さをしっかり見つめられるのは、自分を変える第一歩です。
4年生は、「忘れ物鬼」「飽きっぽい鬼」「わがまま鬼」「泣き虫鬼」「うそつき鬼」などが多かったです。「忘れ物鬼」は、私も追い出したい鬼です。
どの鬼もなかなか手ごわいのですが、自分を変えるぞという強い気持ちを持って、外に追い出す努力をしていきましょう。
逆に、あなたが来て欲しい「福」はどんな福ですか、という質問で一番多かったのは、「お金もちの福」がトップ。働いてお金を稼ぐのは大変です。でも、お金以上に大切なものも世の中にはありますね。
こんな「福」を書いてくれた人もいました。
「家族やみんなが健康でいられる福」「だれもが笑顔で、不幸なことや争いが起こらない平和な福」「友達と仲良く過ごせる福」「優しく人思いの福」「最後まであきらめない福」・・・こんな福がたくさん来るといいですね。
1年生から3年生には、今回聞けなくてごめんなさい。みなさんもどんな鬼をおいだして、どんな福に来て欲しいか、また校長先生に教えて下さい。
さて、今日は節分の翌日。何の日か、みなさん知っていますか? そう「立春」です。「立つ」という字は、「初めて姿をあらわす」という意味もあるのだそうです。校庭の桜の木も知らないうちに大きな蕾を膨らませています。
春はもうすぐです。みなさんも道ばたや家のまわりをよーく見てみましょう。きっと寒さの中で頑張っている小さな春が見つかりますよ。