学校日記

食の話 「残食」

公開日
2022/06/06
更新日
2022/06/06

学校から

広辞苑で「残食」と引いてみたら、出てきませんでした。主に学校で使われる用語なのでしょうか。給食の食べ残しのことを「残食」と言っています。

昨年度も給食委員会が、あまりの残食の多さを何とかしようと、捨てられてしまう給食の写真を掲示したり、呼び掛けをしたりしていました。

今日の給食を見た瞬間に「今日は相当残ってしまいそうだ」と覚悟をしました。片付けの時間に6年生のワゴンを見ると、ほぼ残食0。他の学年は、切り干し大根がかなり残っています。いつも残食量トップのあるクラス。残食が見当たらないのです。聞くと、残食を減らすためにどうしたらよいかみんなで話し合ったのだそうです。(一つの対策は、協力して早く支度をして、食べる時間をしっかりとること)後で、どうしても食べられない子が残していましたが、それは仕方ありません。

無理に食べることはせっかくの楽しい給食が苦しい時間になってしまいます。そうではなく、作ってくれた人にも、食材(一つの食材の向こうには関わった多くの人がいます。)にもちゃんと敬意を払って食事ができる人がなってほしいと思っています。

※写真は、左から「本日の給食」「あるクラスの残食」「いつも残食が多いクラスの残食」