学校日記

5/15 江原素六先生

公開日
2022/05/16
更新日
2022/05/16

校長室より

 先日、ご縁がありまして、「江原素六生誕180周年・没後100周年記念祭式典」に参加させて頂きました。
 江原先生は、沼津市にゆかりの強い偉人ですが、ここ駿東郡にもゆかりのある偉人で、初代駿東郡長です。その先生の銅像が沼津駅北口に建立され、除幕式も行われました。
 先生の功績は計り知れません。今、我々が口にしている肉や牛乳は、江原先生の影響が大きいと思います。まだ、肉食が普及していない明治時代に、これからの日本は肉や牛乳を食する習慣が来るだろうと、愛鷹山麓に牧場を日本でいち早くつくったのは先生の先見の目がある逸話です。
 その先生のことばで、「青年即未来」というものがあります。「未来を切り開くのは若者である。大人の考えをあまり押しつけないように。若者たちに考えさせ、大人は対話・フォローしなさい。」と解釈します。まさに、新学習指導要領が目指すところの根底のような気がします。
 江原先生のすばらしいところは、先生の生きた激動の時代(幕末から大正時代)に、反戦や女性解放など、今に通じる考えをいち早く実行したところにあると思います。
 そのような偉人が身近にいらっしゃったことを誇りに思います。

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