東雲祭体育の部(11)
- 公開日
- 2014/09/27
- 更新日
- 2014/09/28
学校生活
プログラムのラストは、3年生の全員リレーです。
ビブスを付けたアンカーにバトンが渡ろうとするころ、グランド内は最高潮に盛り上がっていました。
各クラスのエースたちが200mを駆け抜けていく姿は圧巻でした。
白、黄が次々にゴールし、赤もゴールまであと僅かとなったとき、青はバックストレートを走っていました。もう勝負はついており、走り終えた3年生が仲間同士で笑顔を交わしあっているところへ、青のアンカーだけが、ゴールに向かって疾走してきます。そして、誰かと競い合っているかのように、まるでタイムを計測していたかのように、上半身を倒し込んでゴールラインを切ったのです。
順位が決まっていることなど関係ない、その清々しい姿に感動しました。
「たとえ負けても、全力を尽くしたと自分で思えるようながんばりを。」
開会式での校長先生の話が、このとき、多くの人の頭に浮かんだことでしょう。
こんなにかっこいい姿を見せてくれてありがとう。