ごはん

牛乳

ししゃもの南蛮漬け

筑前煮

　校長先生は今日も出張で忙しそうだ。そして、例に違わずめぐってくる検食のチャンス。熱々の給食を皆さんより早く食べるのはちょっと申し訳ないが・・・いただきまーーーす！

　おっ！今日は大好きなししゃもちゃん♡普通に塩焼きもいいが、南蛮漬けもまたよい。たまねぎの甘さとししゃもの苦味の絶妙なコラボレーショーーーン！うまいっ！！ごはんもすすむ。

　さて、、、続いて筑前煮に手を出そう。筑前煮、、、私は恥ずかしながら、小さなころは筑前煮があまり得意ではなかった。というより、煮物自体得意ではなかった。色味もなんか地味だし、ごぼうとか木の根っこを食べてる感じがして、あまりすすんで食べようとはしてこなかった。大学に進学し、一人暮らしを始めると、基本的に自分の好きなものばかり食べてきた。久しぶりに実家に帰ったときのことだった。それこそ、『おなじみ』の煮物が食卓に並べられていた。まあ久しぶりだし食べてみるか、と思って食べると、なんだろう？こんなにうまかったっけ！？と思えるほど、煮物がおいしく感じたのだ。これが『おふくろの味』というものなのか？つまり、あたりまえだと思っていても、それは実はあたりまえではなく、ありがたみを自然と感じた瞬間だった。その日以来、私は煮物が大好きになった。

　今日の筑前煮の中に入っているちくわ。これがまた味がしみしみでうまいのだ。給食の煮物は、家で食べるのよりも汁気が多く、その分、しみしみだ。ちくわを噛んだ後にジュワーっと出てくる汁。これがまたたまらない。ちくわの歯ごたえに、その汁気がマッチしている。うますぎる・・・。ついつい、笑みがこぼれてしまう、、、。

　ふう、、、今日もうまかった、、、。そして今日の給食を食べながら、小さなころからずっと煮物を作ってくれていた母親に感謝した。・・・今日も完食、ごちそうさまでした。給食センターの皆さん、いつもおいしい給食をありがとうございます。