宝がつまった 「八宝菜」
- 公開日
- 2014/05/30
- 更新日
- 2014/05/30
学校から
5月30日(金)
<今日の献立>
麦ごはん・牛乳・八宝菜・コーン入りたまごスープ
<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
たまねぎ(裾野市内)
キャベツ(三島市)
きくらげ(藤枝市)
今日は、「八宝菜」についてお話しします。
その昔、中国が「清(しん)」とよばれている頃、「お妃の宮廷(きゅうてい)で料理人たちが内緒でとてもおいしい料理を食べている。」といううわさが流れました。これを聞いたお妃が、自分も食べてみたくなり、それを作らせました。実際に食べてみると、本当にとてもおいしかったので、「この料理の名前は何というのだ?」と聞きました。
すると、料理人がこう答えました。
「実は、宮廷でお出しした料理の残った材料を、いろいろ混ぜて作ったものなので、名前はありません。」
それを聞いたお妃は、
「いろいろな宝を集めて作ったようにおいしくて、めずらしい料理なので、八つの宝のおかず「八宝菜」と名付けましょう。」
と言いました。
料理名の起源をたどっていくと、なかなかおもしろいですね。
*「てんぷら」の名前の起源には諸説あるようです。調べてみましょう。