学校日記

切り干し大根

公開日
2014/11/12
更新日
2014/11/12

学校から

11月12日(水)

<今日の献立> 
 ご飯・牛乳・さばのカレー醤油揚げ・切り干し大根の炒め煮・白菜のみそ汁

<今月の給食目標>
 「食べ物を大切にしよう」

<今日の地場産物(じばさんぶつ)>
 にんじん(裾野市内)
 はくさい(裾野市内)
 ほうれん草(沼津市)
 油揚げ(裾野市内)
 生揚げ(裾野市内)

 
 今日は、「切り干し大根」について紹介します。
 秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を 細く切って、それを広げて、直接日光に当てて干した物です。そして、冷たい風に当たることで、あの独特の甘さと、うま味が増します。
 また、太陽の熱と光によって干しあがると、カルシウム・鉄分・ビタミンB1・B2がより多くなります。特に、骨や歯をじょうぶにするカルシウムは、野菜の中でトップクラス、鉄分は、ほうれん草の3倍近く含まれるようになります。まさに、太陽パワー!
これらの栄養素には、体をあたためて、貧血・冷え性・カゼの予防・血管の病気を防ぐ働きがあります。
 私たちの祖先は、春の干しわかめ、夏の梅干し、秋から冬のつけ物・切り干し大根・干し柿など、四季それぞれに収穫した食べ物を保存するために、自然の恵みをうまく取り入れながら、生きてきました。
 和食が、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されたのも、こうした日本の食文化の良さが認められたからです。