子どもたちが考えていること
- 公開日
- 2021/05/12
- 更新日
- 2021/05/12
学校から
ある6年生の作文です。
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「コロナ禍で変わってしまった日常」
わたしは、新型コロナウイルスが流行してしまったことで、今まで考えたことがなかったことを考えるようになりました。
それは、「当たり前は当たり前ではない。」ということです。今までは、友達と手をつないだり、集団になって会話をして大きな声で笑ったりすることは、当たり前の毎日でした。しかし、そうした行動は、今は感染につながってしまいます。密になって話したり、接触したり、友達の家に行ったり、友達を家に呼んだりすることも、だめになってしまいました。今まで当たり前だと思っていたことは、決して当たり前ではないんだということを強く感じました。だからこそ、毎日を大切にしていきたいと思えるようになりました。
そしてもう一つは、「命の大切さ」です。新型コロナウイルスが流行しだしてから、毎日のようにニュースで感染者の数が報告されています。死者も毎日増えているそうです。そんな中でも、マスクを外してお酒を飲みながら食事をしている人がいるというニュースをよく目にします。あるニュースではインタビューの中で、「マスクを外して会話していますが、個人的にどう思いますか?」という質問に対して、「マスクをしていてもコロナが増えていくので、もうマスクをしなくてもいいと思いました。」と答えていました。少しでも感染者を減らすために、マスクや手洗い、消毒を心がけているのに、マスクをしなくていいというのは違う気がしました。命は増やすこともできないし、いくつもあるわけではありません。だからこそ大事にしなければいけないということを改めて考えさせられました。
新型コロナウイルスで変わってしまったこともたくさんあるけれど、大切な毎日を大事に過ごしていきたいと思います。