85日間の2学期がスタートしました
- 公開日
- 2019/08/27
- 更新日
- 2019/08/27
学校長から
33日間の夏休みも終わり、いよいよ85日間の2学期がスタートしました。大きな事故や事件もなく新学期を迎えることができました。これも保護者の皆様や地域の方々のご支援あってのことだと感謝申し上げます。保護者の皆様には暑い中「プール開放」に協力していただき、ありがとうございます。子どもたちも健康的に日焼けしていました。また学力向上ボランティアの皆様にも丁寧に子どもたちに勉強を教えていただきありがとうございました。子どもたちと充実した2学期を送っていきたいと思います。
さて、子どもたちに夏休みどうだった?と聞くと、にこにこしながら、夏休みに家族と行った遊園地やキャンプや映画、海水浴やプール、おじいちゃんやおばあちゃん家での生活等、楽しい夏の思い出を話してくれます。子供たちに取って夏休みは「個性を伸ばす時間」かも知れません。
わたしは「スポーツ観戦」が好きで、夏休みの間、高校野球を中心にサッカー、ラクビーや今人気のバスケットなどをテレビや新聞で観たり読んだりしていました。今年の夏も、スポーツマンシップの中で活躍する選手たちに、たくさんの感動をもらうことができました。特に若い人たちの活躍には驚かされました。そんな若い人たちは、プレーやメンタル面の強さもさることながら、インタビューでのコメントのすばらしさに感動しました。10代や20代そこそこの選手たちが、マイクを向けられても物怖じせずに、先輩を称え、チーム力のすばらしさを訴え、また、親への感謝やさらには次の目標についても堂々と流れるようにコメントする「コミュニケーション力」に驚かされました。振り返ってみると、10代や20代前半の人たちが過ごした時代は、学校教育の中で「コミュニケーション力」「話し合い活動」「恊働学習」「体験活動」等に力を入れてきた時期と重なってきています。自分の考えを持ち、また自分だけでなく他との関わりを意識して恊働していく教育の成果の現れであるともいえます。
また来年は「オリンピック」「パラリンピック」が日本で行われます。たくさんの若い希望の星の選手たちが活躍してくれることでしょう。学校でもスポーツのすばらしさや目標に向かって頑張る「チャレンジ精神」などを教えていきたいと思っています。また、障害を持った人たちが、「パラリンピック」で、夢を持って一生懸命にスポーツをすることを子どもたちに紹介していきながら、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、認め合うすばらしさについて考えさせたいと思っています。