新型コロナ感染予防に関する今後の対応について
- 公開日
- 2020/05/31
- 更新日
- 2020/05/31
学校日記
1 登校時刻について
・登校時刻を当面の間、8:00〜8:15とする。
理由は、教室に児童だけしかいない状況をつくらず、必ず教師の
目があるようにするためです。そして、子どもたちが教室に入って
きた瞬間から、教師が丁寧に子どもたちの様子を見取り、健康観察
を行うためです。今までの登校時間より遅くなりますが、御理解と
御協力の程、よろしくお願いします。
2 授業について
・話し合い活動、グループ活動、体験活動等を制限する。行う場合は
ソーシャルディスタンスを保つ、接触しない等の条件を守り、長時
間行わない。
・学習活動全般において、私物の道具の貸し借りを避け、公共の道具
や遊具を使用する際は、使用の前後に必ず手洗いをする。
・エアコンを使用する際は、窓を細く開けたり、教室のドアを開けた
りしながら、密閉状態にならないようにして、教室の換気を行う。
・教師が、子どもへの指導をする際、どうしても、子どもの近くで指
導する必要がある時や教師の口の動き(外国語)等を確認してほし
い時等は、マスクを外して、あるいはマスクをつけたまま、フェイ
スガードを着用する。
・熱中症予防のため、感染予防対策が十分に認められる場合に限り、
マスクを外して活動する。(特に体育)外したマスクは、紛失や落
下して汚れることを防ぐためビニール袋に入れる。(学校で用意)
・家庭科の調理実習、体育の接触がある運動は、当面行わない。音楽
の合唱や管楽器(リコーダーや鍵盤ハーモニカ)の演奏も原則控え
るが、十分な感染予防をとっていれば、行ってよいこととする。
・水泳は実施しない。
※水泳授業を楽しみにしていた子どもたちもたくさんいることと思
います。しかし、何よりも子どもたちの安全が第一であると考え
市内の小学校は、水泳授業を行わないこととしました。理由は次
のとおりです。
ア 水泳は、他の学習より一層の安全確保が必要。その一環として
子ども同士バディを組むこともあるが、その実施が困難。
イ どうしてもはしゃぐ声は出てしまう。一人一人の距離をとった
としても、マスクをしていないので飛沫は飛んでしまう。
ウ 着替えは、密を避けるために、少人数で行うことは可能だが、
かなりの時間を要してしまい、十分な学習活動を確保しきれなく
なることや、同室に入れ替わり立ち替わり入室することに対して
も感染のリスクが高まる。
3 給食(弁当)について
・1,6年生は食堂で、その他の学年は教室で食べる。
・給食の回数が市で制限されたため、例年よりもお弁当の日が多くな
る。学校からのお便りで確認を。
4 清掃活動について
・トイレ清掃は、業者が週2日実施(3か月間)。業者の清掃日以外
の日で、悪臭や汚れが目立つ場合は、職員が行う。
・机や椅子の運搬は、当面行わない。
5 出欠席について
ア 次の場合は、すべて「出席停止」とします。
・登校前に検温し、日頃の平熱に比べ、かなり高いと保護者が判断し
た場合。「37.5度以上の時」という基準は設けない。
・熱が下がった時点から24時間たっても、平熱のままだった場合、
登校可。
(例)6/8発熱、欠席。6/9の14:00に平熱を確認。6/10の
14:00も平熱キープ。ここから登校可となる。しかし、6/10の
14時からは登校してもすぐ下校となってしまうので、6/10も
欠席してもよい。休んだ3日間は、すべて「出席停止」。
・学校で発熱し、下校した場合。
イ 次の場合は、御相談の上、出席停止か否かを判断させていただき
ます。
・感染予防のために休ませたい場合(子どもに発熱等なし)
○以下のような「合理的理由」がある場合は、「出席停止」
→身近に感染者がおり濃厚接触の可能性がある。
→近隣の市町で感染者が出て、自分は基礎疾患があるため、
万が一感染したら重症化するリスクがある。
→家族に、新型コロナウイルスに感染したかもしれない症
状がある。
○合理的な理由がなく、休む場合は「事故欠席」
★合理的な理由に該当するかどうかは、御相談の上、判断させて
いただきますので、遠慮なく御連絡ください。
6 行事について
・見学や体験活動等は、その内容を吟味し、中止または延期、
規模縮小。
・中止が決定→わたしの主張大会(小学生のみ)市内音楽会
・泊を伴う行事(修学旅行・自然教室)は、目的地、活動内容
日帰りにするか否かについて検討中。
・運動会は、地区や中学校、幼稚園との協議で決めていく。
7 長期休業期間について
授業時間を確保するため、長期休業期間を短縮。(メールでお
伝えした通りです)
夏休み→8/8(土)〜8/23(日)
冬休み→12/26(土)〜1/4(月)
春休み→計画通り。3/20(土)開始。
以上の内容は、今後の状況次第で変更することも十分あり得ます。
その際は、改めてお知らせいたします。
なお、学校を再開し、子どもたちを集めること自体、自宅にいる
状態より「密」になることは明らかです。その中で、できる限りの
対応をして、子どもたちと教職員の安全を確保していきたいと思い
ます。
また、マスコミの報道からは、「秋冬に第2波が来る」という話
を耳にします。先のことなので、どうなるかは誰にもわかりません。
ただ、準備をしておく必要はあるかと思います。上記のような「新
しい学校生活スタイル」を、例え、感染拡大が収まったかのように
見えても、しばらくは続けていきたいと思います。そうすれば、
万が一、世の中が再び騒がしくなってきたとしても、慌てる必要が
なくなるからです。
子どもたちにも保護者の皆様方にも、引き続き窮屈な生活をお願
いすることになりますが、「新しい学校生活スタイルが習慣化して
きたな。」と思っていただけるよう、改善をしながらすすめていき
たいと思いますので、何卒御理解と御協力の程、よろしくお願いい
たします。