みんなで頑張りました
- 公開日
- 2020/01/24
- 更新日
- 2020/01/24
学校日記
4年生の教室では算数の授業が行われていました。分数の引き算の学習です。
8引く1と7分の2の問題の回答を3人が黒板に書きました。3人はそれぞれ違うやり方です。順番にす津名をしていたのですが、2つ目の説明を聞き終わったとき、A君が「わからない」と声を発しました。先生が「説明してくれる人」と挙手を促すと数名が手を挙げてくれて、順番に説明してくれました。それでもA君は「わからない」というのです。周りの子も「どこが分からないの?」と心配顔です。「8が7と7分の7になるのが分からない」とA君が言ったので、またまた、数名の子が順番に黒板に出て説明します。ところがA君は「1が7分の7になるのはわかる」と、まだ、納得しません。そこで、今度はもっとわかりやすく説明しようと、次々に手が挙がります。黒板で友達が説明している間は、みんな真剣に聞いています。説明が終わると、「次は私が」「次はぼくが」と方法を変えて説明します。中には、7分の7を8個かいたり、ケーキを8個かいたりして必死に説明します。そうこうしているうちに、授業の終わりを告げるチャイムが鳴りました。すると、「先生、次の時間も算数にしよう」と声が上がりました。
なんてすばらしい学級でしょう。わからないことを「わからない」とみんなの前で言えることが素晴らしい。また、その声にクラス全体が一生懸命に答えようとする姿も大変に素晴らしかったです。