学校日記

駿東郷土料理【まんがあらい】

公開日
2013/06/17
更新日
2013/06/17

今日の給食

●6月14日(金)
まんがあらい さわらのねぎみそ焼き すいとん


〜放送資料より〜
今日から20日までの一週間は【ふるさと給食週間】です。ふるさと給食週間とは、みなさんにもっと「食べること」に興味や関心をもってもらうために、静岡県や裾野市内で生産された食材を給食に取り入れて、紹介する週間です。
今日の“まんがあらい”とは、駿東地区の郷土料理で、「まんが」というのは、田植えの時に使う道具の「馬鍬(まぐわ)」のことで、「まぐわ」が、「まんが」になったといわれています。馬鍬は、田んぼの泥をやわらかく耕すための道具です。そして、やわらかくなった泥に苗を植えていきます。今では機械でできますが、むかしは全て人の手で作業していたので、とても大変でした。田植えが終わると、まんがをきれいに洗って、神様に感謝して、たくさんのお米がとれますように とお願いしたのです。みんなで農作業をお休みにして、大切な農具に感謝する日が「まんがあらい」です。そして、「まんがあらい」で食べるごはんが、今日の献立です。このように、私たちが住んでいるところに、むかしから受け継がれてきた料理を、「郷土料理」といいます。作ってくれた人に感謝して、残さず食べましょう。