修学旅行
- 公開日
- 2021/12/24
- 更新日
- 2021/12/24
各学年から
イルカに癒やされた私達は、優しい気持ちのまま土肥金山へ出発しました。
実際は堂ヶ島で遊覧船に乗る予定でしたが、当日は強風で欠航となりました。
船に乗りたかったのが心残りとなりましたが、いつか自分で旅行を企画して行ってもらいたいなと思いました。
さて、土肥金山です。
6年生達は土肥金山の坑道を進んでいきました。
歩きながら私は、プロジェクトXという番組で黒部ダムをつくった人達の話を思い出しました。
「この仕事は命懸けです。不安と恐怖に負けてしまったら、ダメなんです。勇気を失くしたら、前に進むことはできなくなる。」
そんなことを思い出しながら歩く私の横を、6年生達はイルカの話をしながら楽しそうに歩いていました。
(そうじゃない。イルカさんの話はもういいんだ、、、。)
そんな私を尻目に、6年生達は砂金取り会場へ進んでいきました。
砂金取り会場では、みんな一心不乱にお盆を回しました。
時代が時代なら、みんな土肥金山で活躍するのではないかと思うぐらい一生懸命回しました。そして、砂金を入れたボトルを持ってバスに乗り込みました。
伊豆縦貫道で夕日を見ながら、二日間の思い出をたくさん話しました。
私は6年生に、「親」という漢字について話をしました。
これは私が6年生のときに、担任の先生から聞いた話です。
親というのは、子どもが帰ってくるのを、「木」の上に「立」って遠くまで「見」えるように今か今かと待っているそうです。
本当かどうか分かりませんが、妙に納得したのを覚えています。
そして学校では暗くなりつつある中で、保護者のみなさんと先生方が待っていてくれました。
6年生の修学旅行の記事は今回で終わりです。
6年生のみなさん、親の手を離れて自分ができることを増やすのが成長ですが、離れたところから親を見てください。きっと「親」の意味が分かるはずですよ。