学校日記

究極の給食 SEASON1

公開日
2024/07/09
更新日
2024/07/09

職員室より

かき揚げうどん
(うどん・野菜かき揚げ・うどん汁)
牛乳
じゃがいものそぼろ煮

 暑い日が続き、なかなか食欲も高まらないときに、うどんは助かる。清少納言が綴った『枕草子』

 夏は、夜。月のころはさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。


 なんてステキな文なんだ。なぜか中学生のころ国語の先生に暗記させられ、しばらくの間毎日みんな唱えていた気がする。しかもそのころ、大相撲の横綱に『曙』という力士がいたが、『春はあけぼの』と聞くと、いつも「清少納言は曙みたいなタイプが好きなんだぜきっと。」とかどうでもいい失礼なことを友達と話していたことを思い出した。

 と、いうわけで、今日はこれを「今日の給食」で置き換えてみて、給食センターさんに感謝を伝えてみよう。


 夏は、うどん。昼に食うはさらなり。かき揚げもなほ、野菜の多く散りばめたる。また、うどん汁の具など、ほのかな味で食べるも、をかし。きっと冷うどんでも、をかし。
(訳:夏は、うどんがよい。お昼に食べれるのはさらによい。かき揚げも、野菜が多く散りばめられていておいしい。うどん汁の具も、ほのかな味で食べることができて、趣深い。きっと冷うどんでも、趣があるであろう。)



 ・・・・・う〜ん、、、全然だめだ。清少納言の感性に脱帽!!


 今日も完食!ごちそうさまでした。給食センターの皆さん、いつもおいしい給食をありがとうございます。

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