究極の給食 SEASON2
- 公開日
- 2024/09/09
- 更新日
- 2024/09/09
職員室より
ごはん
牛乳
豚肉のしょうが炒め
さつまいものみそ汁
冷凍みかん
それは突然訪れた。今日は4時間目があいていたのでPCと向き合って仕事をしていると、給食神(校長先生)から『先生!検食お願いします!』のお声が!!なんと!?久しぶりにめぐってきた検食のチャンス!!(補足説明:検食では、生徒が食べる前に、給食の味やバランス、異物混入がないか等をチェックするのである。けっこう熱々を食べることができるので、普段よりちょっとハッピーな気持ちになる。)
さて、何から手をつけよう?よし、今日は豚肉のしょうが炒めからだ。豚肉の優しさと、しょうがのほんのりとした風味が絶妙にマッチしていてうまい。ついついごはんがすすんでしまう。すすみすぎて、もうご飯を豚肉のしょうが炒めの入った浅皿にいれて、『豚肉のしょうが炒め丼(つゆだく)』を作ってしまっている自分がいた、、、。
そしてさつまいものみそ汁だ。さつまいもの甘さがきわだち、秋の訪れを感じさせるような、ちょっとしたノスタルジックな気持ちにさせられる。また、大きめのねぎ、根深ねぎがまた味を引き締めてくれる。ああ、、、なんてうまいんだ、、、。ちなみに、浜松の方で『うなぎいも』を作っている人たちがいるのをご存知だろうか。うなぎいもとは、さつまいもを作る際に、うなぎの骨等を肥料にして栽培してつくられたイモらしい。うなぎが肥料のイモなんて、ぜったいおいしいに決まってる!!いつか、この『うなぎいも』とやらを食べてみたいものだ、、、。だれか食べたことがある人がいたら教えてほしい、、、。
ふう~~、今日はデザート付きか!むむっ!!?冷凍みかんか!よし!皮をむいて、、、む!?むけない!!キンッッッキンに冷えてやがるぜ、、、。そうか!検食で早く食べられる分、たしかに熱々の献立なら熱々であると同時に、冷たいものも冷たいままということか!!普段はきれいにむきむきできるみかんの皮も、なかなかそれができない。持つことさえためらうほどの冷たさだ。『もう少し待てばいいじゃん?』そんなツッコミが聞こえてきそうだが、ここで逃げたら男が廃る!!皮がボロボロになりながらも、なんとかむき終えた。そのころには手の温度で、けっこうふやけてきていたが。まずは一ふさいただこう、、、。
キーーーーーーーーーーーーーーーーーン、、、、、。う、、、うおおお、、、。冷たい、、、。頭と歯にしみる、、、。でも、慣れてくればこれはみかんのシャーベットだ!おいしくないはずがない!!『いろいろ手の込んだ技法で冷凍みかんは作られている』と放送で流れていた。ただ単純に冷凍庫にぶっこんでできるものではないらしい。これは感謝して食べずにはいられない。、、、ひとふさひとふさたべるごとに体がちぢこまってしまう。冷たさとおいしさの狭間を何度も行き来する。頭と歯が毎回毎回キーーーーンってなってるけど、今日も完食!ごちそうさまでした!!給食センターの皆さん、いつもおいしい給食をありがとうございます。