今日の給食
- 公開日
- 2024/02/05
- 更新日
- 2024/02/05
職員室より
ごはん
牛乳
焼きぎょうざ
春雨の中華炒め
マーボー大根
今日は朝から寒い。天気予報を見ると、夕方から雪になるそうだ。そんな寒い日に温かい給食は嬉しい。しかも今日は何となく中華の雰囲気だ!中華料理は、強火で焼いたり炒めたりする料理が多いイメージだから、こんな寒い日にピッタリだ!しかも焼きぎょうざなんて、嬉しすぎる!一口いただこう!
・・・・・・・・・つ、、、、、冷たい、、、、。
話は変わるが、昨日『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら』という映画を観に行った。現代の高校生が太平洋戦争末期にタイムスリップし、特攻隊員と恋に落ちる、といった、なんとも40を過ぎたおじさんがひとりで観に行く映画ではないのかもしれないが、周囲の『すごくいいから観てきて』という声に負けたのである。詳細はネタバレのため書けないが、やはり私はその映画の中で描かれている『当時の食』の場面にフォーカスしてしまった。『戦時中は食べ物が少ない』だとか『ぜいたくは敵だ』など、知識としては知っている。しかし、その映画ではその描写が見事に描かれているのだ。さつまいもがぜいたく品。かき氷だってぜいたく品。お米だって十分に食べることができない。特攻隊員は、食べることに関しては優遇されていたとされているが、それでも今の私たちの比では全然ない。私は、涙した。
ぎょうざが冷たかろうが、ぎょうざを食べられることに感謝をしなければ。満足にマーボー大根にごはんをいれ、マーボー大根丼にできることに感謝をしなければ。春雨の中華炒めに豚肉が少なかったなんて考えるだけでも恥ずかしい。今日の給食を食べられていることに感謝だ。
『戦争に何の意味があるの?』主人公がそう叫んでいるシーンがあった。今を平和に生きている私たちにとって、しっかり向き合って考えていかなければならない課題であると感じる。なんとも深いことを考えてしまいながら、今日も完食!ごちそうさまでした。いつもおいしい給食をありがとうございます。