究極の給食 SEASON2
- 公開日
- 2024/12/19
- 更新日
- 2024/12/19
職員室より
ロールパン
牛乳
ハンバーグ
マカロニソテー
ポトフスープ
クリスマスケーキ
今日はクリスマス献立だ。そうか、もう来週はクリスマスか。クリスマスといえば思い出す淡い思い出、、、。
幼少期は、12月の始めのころから、クリスマスまでを指折り数えていたし、おもちゃカタログを、穴が開くほど読み込んだ。ほしいものは全部サンタさんにお願いした。毎年、手紙を書いて、枕元に置いていた。サンタさんに会いたくて、起きていようと決めた年もあった。でも睡魔には勝てず、寝てしまった。それでも25日の朝には毎回プレゼントが置いてあった。
17歳のクリスマス。高校生にもなって、私はまだ相変わらずサンタさんに手紙を書いていた。『ゲーム機を下さい』と。同じく姉と弟は『洋服』と『ゲームソフト』を頼んでいた。・・・・・・そして、25日の朝を迎えた。プレゼントは、部屋の外にあった。持ってみて、嫌な予感がした。ゲーム機の、その重さではない。明らかに軽いのだ。姉と弟は、すでに開封し、望みのプレゼントを手にし、喜んでいる。
やばい!やばいぞ!!ボクだけ違うの?ねえ、サンタさん!?
そう思いながら、紙袋をビリビリとやぶり、出てきたものは、、、、、、、、、、、、、
『ニットのセーター(よくわからないトナカイの柄入り)』だった。
う、、、うそだろ、、、?・・・・・・・・・・・・・・・・・・サンタ、、、。
なによりも姉弟はほしいものをもらえて、自分だけ違ったことや、親が『うわー!あったかそうでよかったね!』と力押ししてきたことがなんか悔しくて、顔では笑って心で泣いた。
そんないつかのメリークリスマスを思い出しながら、今日も完食、ごちそうさまでした。給食センターの皆さん、いつもおいしい給食をありがとうございます。