焼きそばパン（背割りロールパン＋焼きそば）

牛乳

たまご入りコーンスープ

　検食を終えた給食神（校長先生）が、なにか物憂げな様子だった。すると、おもむろに話し始めたのだ。

「今日の焼きそばパン、口をワニのように開かなくちゃ食べられないよ、、、。あごはずれちゃうよ、、、。」

　な、、、！？なぬぅ、、、！？さすが給食神だ。細かな部分までエレガントさを求めている。食べ方ひとつとっても、隙が無い。だからこそ、給食神と呼ばれる所以なのだろう。それと同時に、私の中で、どんな焼きそばパンなのか興味がわいてきた。

　そしていよいよ給食の時間！なるほどなるほど、たしかに背割りロールパンがすでにデカい！！ここに焼きそばを挟んだら、ワニのように口を開けなければ食べられないという給食神の言葉がよくわかる！そこで私は考えた。パンの先っぽの方から食べようとすると、ワニのように口を開かなければならない。顎関節症になってしまう恐れもある。答えは簡単だ。パンの先っぽから食べなければいい。写真（下）のように、上から食べればよい！！そう、スイカを食べるように、、、。少しだけ口角が汚れてしまう恐れもあるが、それは食べ方次第だ。顎の方が大事だ。

　ます左から右へ食べていく。そうすると、焼きそばのほとんどは食べてしまえるが、パンがまだ残る。だから、またそこに『追い焼きそば』をして食べられるという利点も見つけることができた。得した気分！！う～～ん、うまいっ！！

　エレガントかどうかは別として、顎が外れないであろう食べ方は編み出すことができた。

　・・・給食は、学びだ・・・。

　給食神にも、あとで伝えたい。今日も完食、ごちそうさまでした。給食センターの皆さん、いつもおいしい給食をありがとうございます。