学校日記

校長先生のお話(夏休み明け集会)

公開日
2014/08/28
更新日
2014/08/28

学校生活

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 東中の代表的な学校行事である東雲祭は、生徒会や実行委員会、カラーリーダーを中心に、全校生徒が一丸となって創っていく行事であり、東中生の頑張る姿と日頃の学習の成果を、多くのお家の人や地域の人に見ていただく大切な機会でもあると考えています。

 よりよいものを創るにはそれだけの時間が必要です。また、練習の過程にこそ互いに学びあうことがたくさんあると思うので、毎年多くの時間を割いて、練習に当ててきました。特に、本校ではカラー(縦割り)種目を多く取り入れているために、上級生と下級生のチームワークづくりと事故防止のためにも、十分な時間の確保が必要です。

 しかし、ここ数年、残暑が大変厳しく、また授業時数も増加したために、練習の時間を確保することが極めて難しくなってきました。そのため、昨年は昼休みも練習時間に当てたために疲労が蓄積し、体育の部当日、体調不良者が続出する結果となりました。それは全力を尽くしている姿とも言えますが、一歩間違うと命の危険があります。せっかく盛り上がった東雲祭でも、一つでも命に関わる事故が起きれば、行事等の廃止まで追い込まれることもあり得ます。

 特に3年生にとって思いの強いカラーパフォーマンスなどの表現の場を設けてあげたいという思いが強くありますが、昨年の状況を見たときに、このまま続けることはできません。大変残念ですが、全体での練習時間を多く必要とするものはカットして、命を守ることを最優先することに決めました。

 今年も、今はやや涼し目ですが、9月上旬からはまた残暑が厳しくなるという予想が出ています。物足りなさを感じる人もいるかも知れませんが、限られた時間を有効に使って、各競技の中身を充実させていって欲しいと思います。