校訓・教育目標・目ざす生徒像と具現化の手だて
- 公開日
- 2011/12/06
- 更新日
- 2011/12/06
経営方針
平成23年度 校訓・教育目標・目ざす生徒像と具現化の手だて
裾野市立深良中学校
●校訓 『 考えよう より成長するために 』
“より成長するために”とは、たゆまぬ成長への要求を意味しているのでは
なかろうか。現状に安易に妥協したり、満足したりすることなく、刻々変化
する社会の変化に応じて、子どもたちの実態に即応した最良の教育を提供し
たい。
“考えよう”とは、自ら問うことである。自ら課題意識をもつことである。
子どもの学びは自ら問うことから始まる。問いをいだいた子どもたちが互い
にかかわり合い、つながり合って問いを追求していく過程に子どもの成長が
形成される。
●学校教育目標 『 豊かな心を持ち、自立できる生徒』
“豊かな心”や“自立”という言葉は子どもの成長に欠くことのできない言
葉である。そこで、学校としての組織力を具体的な指導に生かすために、
学校教育目標 “自立できる生徒”の意味を校訓の「成長」をもとに考え
“自分の良さに気づき、仲間とかかわり合い、互いに高め合うことと“捉
えたい。同様な文脈で、”豊かな心“を「自他の良さを見つける感性」と
焦点化することができる。この捉えを23年度深良中学校の学校経営に生
かしていきたい。
●めざす生徒像(入学式「誓いの言葉」より)
正しい知識と情報を的確に判断する力を基盤に据え、困難に立ち向かえる
強い体と人を思いやる心を実践できる生徒
学校経営目標 …… 信頼される学校づくりのための7つのポイント
(1) 子どもの健康と安全の確保
・通学上の安全、校内施設の安全、外部侵入者に対する安全、自然災害に対する
安全
・健康管理、疾病及び感染症予防指導と発生時の対応、適度な運動指導、心の教
育、特別支援、カウンセリング
(2) 子どもの学習環境の確保
・学習空間(教室、特別教室)の整備、教具、副教材の充実、学びを大切にする
雰囲気づくり、きれいな学校づくり(清掃が行き届いた校舎、緑のある校庭、
見やすい掲示物、整頓された靴箱、机・椅子、清潔なトイレ)
(3) 新学習指導要領に準拠した子どもの学ぶ力、知・徳・体の育成
・新学習指導要領の導入 — 小規模校としてのメリットを最大限引き出す。
・教師の授業力の向上、授業改善に関する職員研修の充実(それぞれの教師のも
つ力を共有する)
・温かい人間関係の構築と集団指導(自他のよさの気づきと認め合い・友とつな
がり合うことの喜び・人のために役立っているという有用感)
(4) 深良中独自の特色ある教育の創造
・地域の伝統・文化・歴史を学び、地域の人々の生き方を学ぶ
・演劇「いのちの用水」を1年生の総合的な学習に取り込み、地域とより密接に
つながる
(5) 開かれた学校づくりと積極的な情報発信
・日常からの学校公開、一日授業参観
・学校ホームページ、学校だより及び各学級便りの充実
・各種学校行事の公開を推進
(6) ねらいをもった教育活動の遂行と組織的なクオリティーコントロール
・組織を生かした目標の遂行並びに管理(データに基づき、目標値を立て、実行
計画を遂行していく。)
・組織マネジメント、学校自己評価システム(PDCAサイクルの導入)、
アクションプランの公表と実践
(7) 教職員の服務規律の遵守と職責の遂行
・教育の専門家としての姿勢、不祥事を絶対に起こさない心構え
・子どもや保護者への親身な対応
・学校事故に対する迅速で的確な判断と対応
<重点>としたいこと
・安全、安心で保護者、地域社会から信頼される教育活動を推進し、効果的な学
校評価活動によって教育の質の向上を図る学校
・「授業は学校のいのち」であることを認識し、学習指導要領に対応した指導と
教師の授業改善を進める学校
・教育活動のあらゆる場を通して、子どもたちがつながり合い、かかわり合い、
みがき合える学校
・個を大切にし、生徒指導、キャリア教育、特別支援教育の充実を図る学校
・学校のもつ強みを生かし、特色のある教育活動を展開する学校
※ 学校経営目標を具現化するためのグループ目標(教員)の作成
※ 学校経営目標又はグループ目標を具現化するための個人目標(教員)の作成
※ 評価と改善策の実行(学校自己評価システムPDCAの活用)