訪問日記

市講師・支援員研修会(富岡第一小)

公開日
2016/07/12
更新日
2016/07/12

研修会等報告

 7月7日(木)富岡第一小学校で小学校市講師・支援員研修会が開かれました。富岡第一小学校、富岡第二小学校、須山小学校から市講師5名、支援員8名の参加でした。

 市講師の小椋敬子先生が5年生算数「少数の割り算」の授業を、市支援員の井出里美先生が1年生の算数「ひきざん1」の授業で支援の様子を公開してくださいました。

 5年の算数では、小数同士の割算で割り切れない時、適当な位までの概数で求めることを理解する時間でした。小数点を移動させて、今まで学んできた整数の割り算に近づけて計算したり、何回割り算をやっても割り切れない状態をどうしたらいいのか考えたりしました。どの子もノートに向かって、たてた商を何度も消しながら、挑戦しました。小数第二位までの答えを出すには、どこの位を四捨五入するのかがわかると、計算の終わりが見えてきます。中途半端な計算のようですが、生活の中では、このような割り算の方が多く使われていることを実感することになると思います。

 支援員の方の授業は1年1組庄司みどり先生の授業でした。学級には個別の支援を必要としている子どもが4名おります。この日はその内の1名が欠席でした。いずれも子どもたちの座席は前の方です。注意力や集中力が続くような担任の先生の配慮です。井出支援員は全体を見渡しながらも学習上のポイントや書くことになると随時3名の子どもたちの学習状況を確認していました。真ん中の一番前すなわち教師の真ん前の子どもの支援は遠慮がちでした。事後研修会でも支援に行きづらい場所になっているとの事でした。支援員さんによる学習課題の確認によって多くの子どもたちが救われているとの印象をもちました。

 公開授業終了後は、事後研修会を行いました。全体会では会場校の校長先生、教育長の挨拶後に、学校教育課渡邊課長代理から勤務服務のお話、またグループ協議後には芹澤指導主事から研修のまとめのお話がありました。
 グループ協議では、市講師グループと支援員グループに分かれ、それぞれ話し合いが行われました。どちらのグループも活発に話し合いが進められ、その内容をグループごと発表し共通理解をいたしました。1年に1度の市講師・支援員研修会です。同じ立場の他校の方たちとの貴重な情報交換ができたのではないでしょうか。

 これで、ブロックごとの研修会は終わりますが、学びの森指導員との個別の研修は今後も続きます。子供たちが学ぶ喜びを実感する授業を目指して、日々、研修に励んで行きたいと思います。

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