第2回夜のカフェ講座 開催報告〜♪ その1
- 公開日
- 2016/10/07
- 更新日
- 2016/10/07
夜のカフェ講座
10月3日に第2回夜のカフェ講座が開催されました。
前半は、「漫画と映画の名言セラピー」のテーマで、静東教育事務所地域支援課の清水達夫先生からお話を伺いました。
「スラムダンク」「メジャー」の二つの漫画と、映画「うた魂」の3つの作品から名場面や名言を紹介してくださいました。
ご自身がバスケット経験者の清水先生は、中学校勤務の時はバスケ部の顧問をしていたそうです。毎年、中体連の前日に必ず読み直し、涙を流して気合いを入れていたのがこの「スラムダンク」とのことです。様々な名場面について、熱い想いを込めてお話してくださいました。また「スラムダンク勝利学」という書籍も紹介。執筆者の辻秀一さんの本は、子どもに接したり教えたりする上で非常にヒントになることが書いてあり、お薦めとのことです。
野球漫画「メジャー」からは、「どんなスポーツも人との信頼や友情があってこそ、その先にある勝ち負けに意義がある」「自分と戦って、仲間と戦って、そして相手と戦って勝つ!全員が流した汗の分だけチームワークは生まれる」「豊かな人間性、すなわち協調、信頼、礼節、情熱、意欲それらすべて兼ね備えていない者は、決して技術があっても真のメジャーリーガーにはなれない」など、主に仲間やチームワーク、人間性に重点を置いた名言が多くありました。
映画「うた魂」は高校生が合唱をするお話です。「心を裸にしろ」「他人を気にしているようじゃ、いいパフォーマンスはできない。それを超越させられればオーディエンスのソウルに届くんだ」など、合唱コンクールがある中学校ではそのまま使えそうな言葉が印象的です。
大人になると漫画を読む機会が減ってしまう人が多いですが、中には心を揺さぶられたり、何度も読み返したくなったりする作品が多々あります。お話を聞いていると清水先生の熱い想いが伝わってきて、紹介された漫画をぜひ読んでみたくなりました。