小学校 市講師・支援員研修会(南小)1
- 公開日
- 2017/07/06
- 更新日
- 2017/07/06
研修会等報告
平成29年6月27日(火)南小学校を会場に、「平成29年度 小学校 市講師・市支援員研修会」が開催されました。東小学校、深良小学校、向田小学校、南小学校4校の市講師9人、支援員9人が参加しました。
全体での研修は、開催校の鈴木校長のご挨拶と、風間教育長のご挨拶で始まり、渡邊課長代理の服務についての説明がありました。風間教育長からは、アメリカの学者ボーズビーの言葉を引用し、相手の話を聞く時の基本は、「うなずき・あいの手・おうむがえし」であるとし、一人の成熟した人が温かく、継続的な人間関係を作ってやることであると紹介してくださいました。まさに、市講師・市支援員の先生方が、日々の実践の中で、子供の話を丁寧に、温かく受け取って下さっていることではないかと感じました。
授業は、1年生の国語を全員で参観しました。教室に届いた「なぞなぞの手紙」を元に、助詞の「は・を・へ」の正しい使い方を学んでいきました。
講師の先生方は、授業の流れ、子どもたち全体の動き、個々の表れを中心に、支援員の先生方は、授業の進行に合わせて、支援を必要とする子への関わり方を参観しました。
その感想や意見を持ち寄っての4グループでの協議は、時間を忘れる程、充実しました。午前中の短い時間でしたが、内容の濃い研修会でした。
<参加者の感想>(一部紹介)
★教師と支援員との連携がよくとれていて、温かさが伝わってきた授業でした。理解が十分でない子への支援の仕方に日々悩みますが、理解の遅い子も学びの仲間に入れるため、T1の先生と連携をとり、チームプレイで支援をしていきたいと思いました。
★担任の先生の子供を引きつける工夫や子どもの発言を上手にまとめ、授業につなげる様子が、とても参考になりました。自分もこれからの授業において、子どもが「はっ!」とするような工夫、子どもの何げないつぶやきを拾い上げて、授業につなげていけるように努力していきます。
★困り感を持つ子も積極的に授業に参加し、挙手している姿がとても素晴らしいと思いました。笑顔を絶やさず、子供目線で支援しているのを見て、自分もそうしていきたいと思いました。
★個々に応じて支援を変えていくことや、本当に、今、支援が必要かを考えて動くことが大切であることを改めて、学びました。
★支援というのは、「つきすぎず、離れすぎず」が、大事だと思っていて、本時の授業では、全体を見ながら、笑顔で、さりげなく「つきすぎず、離れすぎず」を実践されていたと思いました。