自然の散歩道(1月2日のスーパームーン) 1
- 公開日
- 2018/01/10
- 更新日
- 2018/01/10
自然散歩
2018年は、年始めから天体ショーが続きます。1月2日のスーパームーン、1月31日の皆既月食は見逃せません。そこで、早速1月2日の夕方から田貫湖へ出かけました。この日の月の出が17時ですから、富士山の北側斜面から上ってくるスーパームーンは18時30分頃になります。場所取りも激しいと思われたので、自宅を出たのが15時、田貫湖へ着いたのが16時です。案の定、撮影ポイントには既に15人のカメラマンが三脚を構えていました。私も早速その仲間入りをして、無事撮影場所が確保できました。風がなかったのが幸いで、寒さもそれほど堪えませんでした。無風だったのが幸いして、逆さ富士が綺麗だったので、月の出を待っているまでの間は逆さ富士を撮しました。
18時30分頃からは、田貫湖へ突き出たデッキには足の踏み場もないほどに三脚が置かれ、近くのホテルからは何事かと見物に出てくるお客さんも大勢いて、大変な混みようでした。そして18時40分、富士山の北斜面の一部がほんのり明るくなり始めました。「おお〜!」という歓声と同時にシャッター音が響きます。私もバルブ撮影で1秒から15秒まで1秒間隔でシャッターを切りました。真っ暗になって見えない富士山が、北斜面から徐々に明るくなっていく光景は見応えがありました。結局19時30分までシャッターを切り続け、全部で280枚の写真を得ました。
帰宅後すぐに、撮った写真をパソコンに入力し、取捨選択を1時間ほどかけて行い、28枚の写真を残しました。次の朝は4時に起き、西の空のスーパームーンを自宅の2階から撮影し、6枚の写真を得ました。紹介しているのはその中の一部です。
次の自然の散歩道は2月初めに更新する予定です。もちろん、1月31日の皆既月食の特集です。あとは当日の天気次第ですが、心がけの良い私は「運がいい」のです。きっとすてきな写真が撮れると、今からわくわくしています。 (文責:小泉指導員)