訪問日記

第4回夜のカフェ 開催報告 1

公開日
2018/02/26
更新日
2018/02/26

夜のカフェ講座

 2月19日(月):裾野市役所地下多目的ホールにて、第4回夜のカフェ講座が開催されました。

 毎回、静東教育事務所地域支援課の先生方を講師に迎えての夜のカフェ講座は、今年度は全4回の講座が企画されました。中には、雪のために延期した回もありましたが、今回の第4回講座で今年度の最終回を迎えることができました。

 前半は、「ぼく(と)ドラえもん」と題して、伊藤賢一先生から「ドラえもん」についてのお話です。伊藤先生は「ドラえもん」が子どもの時から本当に大好きで、小学校時代はドラえもんのプリントされた服や靴を着用し、ドラえもんの筆箱を持って通学し、周りの友達からは「ドラえもん博士」と呼ばれていたそうです。
 最初の「ドラえもんを描いてみよう」では、目は真ん丸ではなく少し楕円にするとよいなど上手に描くコツを教えてくれました。伊藤先生の描くドラえもんはさすがに上手でした。秘密道具についてのお話では、有名な「タケコプター」「どこでもドア」以外にも、「翻訳こんにゃく」「暗記パン」「コンピューターペンシル」など一度は聞いたことがある道具がいくつか紹介され、懐かしい気持ちになりました。第1話から登場しているタケコプターは最初「ヘリトンボ」という名前だったそうです。
 続いて、伊藤先生イチ押しの名作、ドラえもんとの別離が描かれている『さようならドラえもん』を紹介してくださいました。漫画第6巻に収録されていて、ドラえもんが未来へ帰るお話です。ジャイアンとケンカになったのび太は、何度も殴られてぼろぼろになりながらも、「自分がしっかりしなければドラえもんが安心して未来へ帰ることができない」と思い、必死になってジャイアンにつかみかかり、最後はジャイアンに「俺の負けだ」と言わせます。そして「もう自分は一人でも大丈夫だから安心して未来へ帰ってほしい」とうわごとのように繰り返し、それを聞いたドラえもんは涙します。翌朝、ドラえもんは静かに未来に帰って行ったという内容でした。この話には『帰ってきたドラえもん』という続きがあり、そのお話もあわせて紹介してくださいました。
 のび太が困っているときに道具で助けてくれる『ドラえもん』は、こんな道具があったらいいなぁ、と子どもたちに夢を与えてくれます。しかし、それだけではなく登場人物の良さ、特にのび太の優しさが大きいとのことです。優しさ、誠実さゆえに、いざというときに勇気を振り絞る姿に『ドラえもん』のストーリーの良さがあるとお話になりました。

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