5月3日 つぶやき
- 公開日
- 2020/05/03
- 更新日
- 2020/05/04
校長室より
休校の再々延長、約1か月。・・・・仕方がない。だらだらと延長を繰り返すよりはずっといい。でも、子どもたちは、このニュースを聞いて、どういう気持ちになっているだろう。がっかりしている子が多いだろう。それでも、家庭の力によって頑張り続けられる子はいるだろう。中には、自由になる時間を使って、有意義に過ごせている子もいるかもしれない。
一方、学びが途切れてしまっていると心配される子もいる。今すでに意欲を失っている子たちは、限界ではないか。この1か月をどう過ごすのだろう。確かに感染は心配だし、その恐ろしさはあの時(2月末)よりも高まっているけれど、本当にこの方法でいいのだろうか。命があれば取り返せるという優先順位論でしか、考えてはいけないのだろうか。
休業を余儀なくされた人や会社が今後も生き続けるには、補償が今すぐ必要なように、人との対話や自由な時間や学ぶ楽しさを3か月も奪われる子どもたちにも、今必要なことがあるはずだ。それは、お金という見えるものではないからこそ、大人の想像力が必要だ。学校には何ができる・・