学校日記

8月28日 4年2組 こんな考えから、こんな話になって。

公開日
2020/08/28
更新日
2020/08/28

各学年から

国語:金子みすゞさんの「ふしぎ」という詩に触れて
最後には、みすゞさんのように自分がふしぎだと思うことを
4年2組で詩にしてみました。

4年生ってこんなことをふしぎだ!と感じているのだと
驚かされました。
ある子が、
「先生、黒人・白人は聞いたことがあるんだけど、日本人って
 何になるんだっけ?お父さんに聞いたけど忘れちゃった。」

先「ああ、白でもなく?黒でもなく?・・・黄色!」
子「あ!思い出した。黄色人種だった。」
それを聞いていた他の子が、
 「えー!?黄色なの?」

そんな会話から人種差別についての話になりました。
先「はだいろ・・・って、不思議ないろだと思わない?
  みんな肌の色が違うのに、しかもみんなこの色じゃないのに。」
子「たしかに!」
先「はだいろは、人種差別になってしまうから、今はペールオレンジ
  って使うんだって。」
そう言ったら、
子「ぼくのパスティックは”うすだいだい”って書いてある!
  先生、この呼び方はいいよね?」
先「なるほど!いいね!」

※この後、誰かが黒板に はだいろは× うすだいだい○ って
 書いてました。(^。^)

友達の疑問から、とても大切なことを学んだ瞬間でした。
相手を思いやる気持ちって、ほんの小さなことで
芽生えるのですね。