深良中学校の教育について
- 公開日
- 2009/10/09
- 更新日
- 2009/10/09
学校紹介
学校経営構想
1 経営方針
校訓「考えよう より成長するために」
学校教育目標「豊かな心をもち、自 立できる生徒」の下、
(1)生徒、教職員が安心し、楽しく生 活できる学校
(2)生徒、教職員が授業、部活動、行事等に本気で取り組み伸びていく学校
(3)整備された環境の中で明るい挨拶や歌声が流れ、感動場面が多くある学 校を目指す学校像として取り組んでいく。
深良の子どもたちが、学校や地域という社会集団の中で、自分の思いを大切にしながら、仲間や家族、地域の方々と互いにかかわり合い、学びをつないでいくことで、「生きる力」としての「確かな学力」と「温かな心情」を育み、生涯にわたって地域や社会の一員として役に立つことができる人間力を養いたい。
21年度は、従来の5つの年間ステージを4つとし、それぞれを「出会い」「感動」「成長」「感謝」と名付け、それぞれのステージのテーマやねらいを明確にし、その実現を目指したい。そして、それぞれをキャリア教育の視点でつなげ、連続性のあるものとしたい。ただ、ここでいうキャリア教育とは、職業というよりも、将来社会人として必要不可欠な、心や礼節を大切にすることと捉え、キャリア教育で育てる4つの能力のうち、本校の実態から特に「人間関係形成能力」の育成に主眼を置いた経営を考えたい。「よりよい心や礼節はよりよい人間関係の中でこそ育つ」を常に念頭に置いた教育を全教職員で推進したい。
そこで、21年度のキーワードも「共に学ぶ(共学)」としたい。生徒同士・教師同士が、また教師と生徒が、教師と保護者が、互いに喜びや悲しみを共有し、共感し合い、認め合う中でより良い人間関係を育てたい。教師も常に子供からも学ぶという姿勢を持ち、双方向性のある教育活動を実践したい。
2 実現のための具体策
(1) 人間理解・より良い人間関係づくり(融和とけじめ)
・ 校内外で元気で明るい挨拶が自然にできる学校作り(声に出す挨拶)
・ 一人一人の生徒の「成長の芽」を発見し、より伸ばしていく。
・ 「その子らしい持ち味」を認め、つなぎ、紡ぐ支援・援助の力(教師力)を磨く。
・ 「高め合い」「磨き合い」「信頼し合い」「支え合う」仲間づくり。(生徒と教師)
・ 「思いやり」に基づく行動の見取り・・・生徒の自発的活動の支援
・ 当たり前の大切さを教える教師の毅然とした態度(凡事徹底)
(2) 生徒の思いを大切にし、共に深める授業づくり
・ 教え合い、学び合う学習の推進(授業こそ最大の触れあいの場)
・ 各ステージに全教員が参観し、生徒の学びを科学する会(職員研修)を位 置づけ、外部講師を招聘して教師力・授業指導力アップに努める。(市指定2年目の推進)
・ 生徒一人一人の成長を語り合う実践報告会を年2回実施し、成果や次年 度への課題を確認する。
・ 交流道徳での心の磨き合い(教師と生徒の人間関係づくり)
(3) 小規模校の特性を生かした体験活動の推進及び地域に開かれた学校づ くり各ステージの中での体験活動を通して生徒の心身の成長を促す
・ 特色ある教育活動・・・
親子逆転体験、クロスカントリー駅伝大会、立志式、地域に学び、地域に発 信する総合的な学習、蒼葉俳句会、もの作り体験、交流部活動(親子交流、他校交流)
・ 地域に開かれた学校づくり・・・
地域活動への参加(地域美化活動、防災訓練・コミセン祭り、地区体育祭、 元旦駅伝などへの積極的参加)
・ 深良小・中学校の連携強化・・・
研究授業交流参観、児童・生徒間の交流、深良の子を語る会、地区防災 連絡会議、地区青少年育成連絡会等