1学期終業式
- 公開日
- 2022/07/22
- 更新日
- 2022/07/22
校長室から
4月に新年度がスタートして、あっという間の4ヶ月でした。皆さんにとって、1学期の学校生活はどんなものだったでしょうか?
この1学期の学校生活を振り返って、一番心に残ったことを一つ思い浮かべましょう。学習でも行事でも、部活動でも、何でも良いです。「心に残ったことは、なし」はダメです。あれこれ思い出して、一つ決めてください。
次に、思い浮かべたことを生活班の仲間と共有し、仲間の考えに必ず反応しましょう。「なるほど!」「確かに!」「そうだね!」という言葉があると良いですね。
皆さん、ありがとうございました。仲間の心に残った思い出をお互いが分かりましたよね。共感できたこともあったと思います。
わたしの一番心に残ったことは、中体連でのバレーボール部のことです。試合をステージの上から見ていましたが、私自身もコートの中で一緒にプレーをしている気持ちになりました。ナイスレシーブ、ナイスカバー、ナイススパイクをした場面にチームの良さがたくさん見られました。きっとバレー部の皆さんは、同じ景色を見ていたことでしょう。惜しくも負けてしまいましたが、帰る際に、遠くで「ありがとうございました」という挨拶を気持ちよく送ってくれた皆さんでした。手を振って見送るわたしに、手を振って、笑顔で応え帰って行く皆さんに、目頭が熱くなりました。清々しい、素晴らしい場面に立ち会えたと思いました。後日、3年生の皆さんが再度挨拶に来たときは、とても感動し、嬉しかったです。
今皆さんが話し合い、共感できる場面があったのは、お互いに同じ場面を見ることができたからです。友だちの良さを認め合える、自分の良さがあるからです。2,3年生には始業式で話をしたように、友だちの良さは見つけやすく、自分の良さは見つけにくいのですが、この1学期で多くの自分の良さを見つけることができたのではないかと、わたしは思っています。
最後に、現在新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。日増しに感染者が多くなっていることは、皆さんも知ってのとおりです。
夏休み中も、自分の生活をしっかりと整え、2学期には元気な姿で再会できるようにしたいものです。休み明けには蒼葉祭が控えています。深良中生徒全員で同じ景色を見て、思い出をたくさん作っていくことができるようにしましょう。皆さんの良さをこれからもたくさん見続けていきたいと思っています。
病気やけがなどに注意しながら、32日間の夏休みを有意義なものにしていきましょう。