学校日記

地域の未来への提言集(学校だよりNo.39)

公開日
2013/03/14
更新日
2013/03/14

校長室から

●今回調べたことにより、裾野市の課題・問題を知ることができた。問題点としては医師不足で産婦人科が休診してしまっているという現状がある。市民はこれをしっかり考え、向き合っていく必要があると思う。そして改善されればいいと思う。もっと自分の市や県
と向き合い、自分に何ができるか考え、これからの生活を送っていきたい。(3年男子)
●世界じゅうには、きれいな水を飲めない子供もいます。水は大切なものだから、シャワー以外でも歯磨き、洗顔の時も節水を心がけることが大切だと感じました。そして未来のため、地球の子どもたちのために、自然のきれいな水を残し、暮らしやすい環境を残していきたいと思いました。『節水で世界が変わる』ということを地域に広めていこうと思いました。(3年女子)
 以上は本校3年生の「いのちの用水」学習における<未来への提言>の一部です。
 今学校で真に育てるべきものは単なる知識や技能ではなく、日々の経験や体験をきちんと受け止め、自ら次の課題を設定し、それに取り組む主体的な力量だと言われています。コンピテンシー(使えるもの、できるものとしての生きて働く知識・技能)の育成はこれからの教育に欠かせないものでしょう。本校の「いのちの用水」学習のねらいもそこにあり、本校3年生が取り組んだ『未来への提言』はその学習の成果を見事に具体化した好例と言えると思います。
 掲載写真は、3月11日午後2時46分に黙祷を捧げる子どもたちの姿です。
学校だよりNo.39 3月14日発行