昼のカフェ「捨ててこそ得る!」
- 公開日
- 2016/08/15
- 更新日
- 2016/08/15
研修会等報告
8月5日(木)午前中の「昼カフェ」は、東小 松山充彦先生の「捨ててこそ得る〜あなたにとって大切なこと」のお話でした。
松山先生のお話は、いつもウイットに富み、なおかつ聴く人の心根に染み入ります。
今回は、最初に12枚の色カードを参加者全員に配布して、自分の好きな色や、教師としての自分、職場、家庭での自分を色にたとえたら何色かを各自が選び、その選択した色を通して人柄の傾向や今の思いを解説されていきました。先生の軽妙洒脱な解説によって、笑い声や歓声に包まれながら、ふと気づくと自分自身の有り様と向き合う参加者の表情が印象的でした。
続いて、「あなたにとって今日が人生最後の日だとしたら、あなたは何をしますか。」「そのとき、あなたが大切にしていること(人)として今日一番始めに書かれたことをしますか? その人と過ごしますか?」と参加者に投げかけました。
そこから先生は、ご自身が人生で出会われた何人かの人たちとのエピソードをお話しされながら、もう一度自分にとって本当に大切なものは何なのか。そしてそれを邪魔しているのは何なのかを想ってみることの大切さをお話しされました。
会場の学びの森には「優しい時間」が流れていきました。
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以下は、参加者の感想の一部です
・とらわれずに見ることができる自分でありたいと心に刻む時間になりました。
・教師や親は、子どもの想いや願いを実現する人で自分の考えを押しつける人でないということ、教師としての原点を再確認できました。
・人と比べたところから不幸がはじまり、見栄や欲を捨てたところに本当の幸せが訪れるのですね。夏休みに心が洗われました。