学校支援地域本部事業 第1回運営委員会
- 公開日
- 2017/05/16
- 更新日
- 2017/05/16
学校支援地域本部事業
5月10日に裾野市生涯学習センターにて、「裾野市学校支援地域本部事業 第1回運営委員会」が開催され、スクールコーディネーターのみなさんと、幼稚園・小学校・中学校それぞれの担当者が参加しました。
参加者の自己紹介後に、教育委員会学校教育課の事務局から、本事業についての趣旨や運営、本年度の取り組みについて説明がありました。昨年度までは、本部を設置し、地域との連携をすること(拡大)が主になっていました。そこで今年度は、「地域と学校の連携を、学校の特色をいかしたテーマ(分野)を決めて推進する。」、「実行委員会を、参画を目指した地域とのよい話し合いの場とする。」の2点を意識して、充実を図っていくとの説明もありました。
会議の後半では、数人ずつのグループワーク形式で情報交換を行いました。各自が記入した課題(ピンクの付箋)をもとに、解決策(青い付箋)をグループごと整理しながら話し合いを深めました。
最後に、各グループから発表を行いました。「人材確保」の課題では、コーディネーターが変わったときに、前任者の人材をそのままいかせるのかどうかといった問題も挙げられました。「スクールコーディネーターの認知」の課題では、子どもや保護者、地域の方にいかに知ってもらえるかについて、学校だよりで紹介や、入学式などの行事への招待や事業の説明の場を設定するなど、各本部での事例の報告もありました。また、さらに事業を充実させるために、「まずは何でもいいので相談してみる」、「定期的に学校とコーディネーターが打ち合わせの時間をもつ」、「PTAの会合への参加」など、本部ごとに実践している工夫も紹介もされました。グループ内の話題だけでなく、他のグループの話題も共通理解でき、有意義な情報交換の時間となりました。
子どもたちと地域の大人が多くの関わりをもつことで、学習効果の向上や多様な体験機会の増加、コミュニケーション能力の向上等、子どもたちの学びが深まったり、豊かな感性が芽生えたりする活動を今年度も実施していきます。