訪問日記

明日からやろう を38回言うと 夏休みは終わります

  • 学校支援地域本部事業(向田小 もみまき)

    公開日
    2017/05/23
    更新日
    2017/05/23

    学校支援地域本部事業

     5月19日に向田小学校で、5年生の子どもたちが米作り活動として「もみまき」を行いました。青少年健全育成会・民生児童委員の方々8名の協力を得て実施されました。
     土を入れて準備した箱の中に、子どもたちが、自分の手でもみをまきました。もみが重ならないように、そして均一にまくのは、とても難しい作業ですが、地域の方の丁寧な指導のおかげで、少しずつコツを得て作業を進めることができました。
     もみをまいた後には、水をかけ、消毒をし、最後に土をかけました。土をかけるときには、薄く均一に土をかけるために、専用の道具を使いました。難しい作業も、道具を使うことで上手にできることを、体験から学ぶことができました。
     この日にまいた種もみは、発芽させるためにシートでおおい保温をし、苗になるまで育て、6月上旬頃に田植えをする予定とのことです。

     これらの活動は、学校・家庭・地域が一体となって、社会全体で子どもを育む学校支援地域本部事業の一環として行われており、裾野市内の各学校でも様々な取り組みが実施されています。学校と地域のパイプ役として、学校の要望に応え地域の方々に声をかけたり、ボランティアを集めたりしてくださるスクールコーディネーターさんの支援も忘れてはいけません。たくさんの地域の方に支えられているおかげで、このような本物の体験ができていることに感謝したいですね。

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  • 自然の散歩道(立夏の偕楽園5/16)

    公開日
    2017/05/18
    更新日
    2017/05/18

    自然散歩

     前日は少々肌寒い雨、黄瀬川の流れもまだ冷たそうです。一転今日はぽかぽか陽気、立夏を過ぎたというのに暑かったり寒かったりの繰り返しで、そりゃ風邪もひきます。体調は今一つすっきりしませんが、眠気を押さえようと久しぶりの偕楽園を散歩しました。
     駐車場に車はあるのですが園内には誰もいません。くたびれたハルジオンの花とうるさいヒヨドリの鳴き声ばかりが目立ちます。奥に進むと、イソヒヨドリの華麗な歌声が聞こえてきました。名前の通り“磯”でよく見かけるからイソヒヨドリなのに、裾野まで何をしに来たのでしょうか。学びの森は、近くに黄瀬川の岩場がありますからよく見かけますし、鳴き声も聞こえてきます。そう言えば、十年前あたりからどこでもよく見かけるようになりました。“磯”は卒業したのでしょうか。
     それにしてもヒヨドリの鳴き声はうるさくてかないません。こっちまで暑苦しくなってきます。偕楽園を始め、どこの公園でも大好物のサクランボが真っ盛りですから、嬉しくて仕方がないのかもしれませんが、もう少し優しい声で鳴いてもらいたいものです。
     春の花々が一通り咲き終わった5月の偕楽園は、もっぱら緑一色です。水辺の植物も濁った流れを隠さんばかりの勢いです。犬の糞を踏まないように春の花々のなれの果てを探してみました。カラスノエンドウは果実が熟れて乾燥し真っ黒です。タネツケバナは種子を飛ばしきっています。ノビルは不格好な実を1つつけて草丈よりさらに高く伸びきっています。梅の実が1つ転がっていました。枝に実が無いのはどなたかが持って行かれたのでしょうか。ヘビイチゴは赤い果実が旨そうですが、旨そうなのは見た目だけで、酸っぱくも甘くもない中途半端な味です。
     奥の滝近くの暗がりにカンアオイを見つけました。葉をどかしてみると花が隠れていました。地味ですが、私はこの花が好きです。徳川家の家紋「フタバアオイ」もこの仲間です。花の細部のつくりで分類するようですが、やっかいなのでしっかり同定したことはありません。写真のカンアオイも正しい和名は不明です。植物の名前にこだわらない私にとって重要なのは「食えるか食えないか」だけ、こいつは毒成分を持っています。
     暗がりの斜面に目をやると、鮮やかなシャガが1輪だけ花を咲かせていました。シャガの花期はすでに終盤、今期はこれが最後かもしれません。
     久しぶりにシュロの雄花を見つけました。黄色に垂れ下がった固まりです。子供の頃、石を投げると叱られたのでシュロの雄花を小分けして投げたことをその臭いとともに思い出しました。最初の反抗期です。懐かしい。
     帰り際、駐車場の隣の芝生広場を振り返ると、黒いツンツンが目に入りました。芝の果実です。よく見ると一面がツンツンだらけです。当たり前です、芝生広場なんですから。でも、行きには目に入りませんでした。大人の目って案外いい加減ですね。それに比べると子どもの目はとても敏感です。自然観察会は子どもたちと一緒で楽しさ倍増です。

                 文責:学びの森指導員 小泉隆嗣

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  • 学校支援地域本部事業 第1回運営委員会

    公開日
    2017/05/16
    更新日
    2017/05/16

    学校支援地域本部事業

     5月10日に裾野市生涯学習センターにて、「裾野市学校支援地域本部事業 第1回運営委員会」が開催され、スクールコーディネーターのみなさんと、幼稚園・小学校・中学校それぞれの担当者が参加しました。

     参加者の自己紹介後に、教育委員会学校教育課の事務局から、本事業についての趣旨や運営、本年度の取り組みについて説明がありました。昨年度までは、本部を設置し、地域との連携をすること(拡大)が主になっていました。そこで今年度は、「地域と学校の連携を、学校の特色をいかしたテーマ(分野)を決めて推進する。」、「実行委員会を、参画を目指した地域とのよい話し合いの場とする。」の2点を意識して、充実を図っていくとの説明もありました。

     会議の後半では、数人ずつのグループワーク形式で情報交換を行いました。各自が記入した課題(ピンクの付箋)をもとに、解決策(青い付箋)をグループごと整理しながら話し合いを深めました。
     最後に、各グループから発表を行いました。「人材確保」の課題では、コーディネーターが変わったときに、前任者の人材をそのままいかせるのかどうかといった問題も挙げられました。「スクールコーディネーターの認知」の課題では、子どもや保護者、地域の方にいかに知ってもらえるかについて、学校だよりで紹介や、入学式などの行事への招待や事業の説明の場を設定するなど、各本部での事例の報告もありました。また、さらに事業を充実させるために、「まずは何でもいいので相談してみる」、「定期的に学校とコーディネーターが打ち合わせの時間をもつ」、「PTAの会合への参加」など、本部ごとに実践している工夫も紹介もされました。グループ内の話題だけでなく、他のグループの話題も共通理解でき、有意義な情報交換の時間となりました。
     子どもたちと地域の大人が多くの関わりをもつことで、学習効果の向上や多様な体験機会の増加、コミュニケーション能力の向上等、子どもたちの学びが深まったり、豊かな感性が芽生えたりする活動を今年度も実施していきます。

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  • 学びの森だより5月号

    公開日
    2017/05/10
    更新日
    2017/05/10

    学びの森だより

    新学期が始まり1ヶ月が過ぎました。
    大型連休も終わりましたが、心身ともにリフレッシュできたでしょうか。

    さて、学びの森だより5月号を作成しました。

    ご一読いただければと思います。

    学びの森だより第2号29.5.2
    支援員だより第2号29.5.2
    ↑ここから閲覧できます♪

    写真の花は、ムラサキハナダイコン(学名オオアラセイトウ)です。
    退職女性教職員の会では、この花を平和を願う象徴としているそうです。

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  • スクールコーディネーター連絡協議会

    公開日
    2017/05/10
    更新日
    2017/05/10

    学校支援地域本部事業

    去る4月下旬に、裾野市生涯学習センターにて「裾野市学校支援地域本部事業 第1回スクールコーディネーター連絡協議会」が開催されました。

    裾野市学校支援地域本部事業は、学校・保護者・地域が一体となった「地域との協働による学校づくり」を進めるために、幼稚園・小学校・中学校に「スクールコーディネーター」を配置し、学校支援ボランティアのより一層の活動の推進を図るという趣旨で実施されています。

    一昨年度までは、地域や学校区単位ごとに徐々に実施されてきましたが、昨年度からは裾野市内の全ての地域で実施されています。

    スクールコーディネーターは、各学校(地域)が選出し、裾野市教育委員会から委嘱をされ、学校支援ボランティアの推進・運営をより効果的に行い、その教育力を最大限に生かすことを目的に配置されています。学校のニーズに応じた地域の人材や施設等の発掘、協力依頼、調整、打ち合わせ等が主な活動内容になっています。

    日頃から学校のために活動なさっているスクールコーディネーターさんですが、黒子的な活動が多く、その役割について紹介される機会はあまり多くないようです。学びの森では、スクールコーディネーターの活動の情報をホームページで紹介していく予定です。

    今回の第1回連絡協議会では、最初に新しいスクールコーディネーターの方へ教育長から委嘱状が交付されました。教育長挨拶、各コーディネーターの自己紹介に続いて、教育委員会担当指導主事から、学校支援地域本部事業の趣旨やコーディネーターの役割等について説明がありました。会議の後半は、それぞれのコーディネーターの方々から昨年度までの本事業を実施してみての各学校の状況や感想などが述べられ、情報交換が行われました。その中で、学校からの要請だけでなく、地域にこんな人材がいるが学校の教育活動の中で活用できないかとスクールコーディネーターさんから学校側に提案し、実現した例なども紹介されました。こうした双方向での取り組みが広がっていることも、本事業の確かな積み重ねと感じました。

    (最後の写真は、今年度のスクールコーディネーターのみなさんの集合写真です)

    1年間よろしくお願いいたします。

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