学校日記

夏休み明け全校集会

公開日
2011/08/29
更新日
2011/08/29

校長室から

  • 730670.jpg

https://susono.schoolweb.ne.jp/2220004/blog_img/11798793?tm=20240815153205

 長い夏休みが終わりました。みんながこうして元気な姿でこの集会に参加していることをとてもうれしく思います。みんなにとってどんな夏休みだったですか?家族で旅行に出かけた人もいると思います。暑い中一生懸命部活動に打ち込んだ生徒もいると思います。私が裾野市の図書館に何回か出かけたとき、自習をする部屋で熱心に勉強している3年生に出会いました。いろいろなことに熱心に取り組んだと思います。その体いっぱいに感じたその気持ちを大事にし、しっかり心に焼き付けておくといいですね。友達と語り合ったり、日記や作文に書いたりするのもいいと思います。
 ところで、みなさんにとってこの夏休みの大きなニュースはどんなものがありますか。菅総理大臣が退陣したこと。リビアでカダフィ政権が倒されたこと、福島原発の放射能の心配が未だに続いていることなどいろいろありますね。私は島田紳助さんが突然やめたニュースが気になりました。いろいろな芸能人がファンの人が「やめなくてもいいのに!」と言っていました。それも気になりますが、本人から自分が悪いという態度があまり感じなかったことです。会見での話で「自分的にはセーフだったが芸能界のルールだからやめた」と言っていました。でも、それはほんとに反省していることにならないと思います。では芸能界をやめれば同じことをやるということになってしまいますね。それでいいんだろうか?やはり多くの人に影響力のある立場だからこそ、心の底から反省し、言葉に表すべきではないのかと思いました。
 「自分的にはセーフだと思った」ということですが人間だから、判断基準で「このくらいいいかな?」と思うことがあるかもしれません。しかし、やはり自分の立場を考え、厳しく自分に問いかけることが必要だと思います。私自身も自分を戒めていかなければいけないと感じました。みんなもそういう場面に出会ったら、厳しく判断してください。
 何か困難なことが起こったとき怖さや暴力で相手を脅かして解決することは正しいことではありません。そういう人達に頼ることもよいことではありません。ほんとうの解決はきちんと話合い、両方が納得いく方法でなければなりません。同じ立場で、同じように意見を言い合って解決するのが真の強い、そして正しい人間のすることだと思います。
 言葉は精神です。私たちは言葉で物事を考えたり、感じたりします。ですから知っている言葉が少ないとそれだけ考える力が弱くなっったり、感動する気持ちがあまりもてなくなってしまいます。その言葉も15歳をすぎると覚えられなくなってしまうと言います。まさに今の君たちの時代が一番大事な時です!しっかり日本語を勉強し語彙を豊富にするといいですね。
 さて、これから9月、10月と西竜祭体育の部、文化の部と大きな行事が続きます。第3ステージの目標は「団結、感動」です。クラスの仲間や縦割りの集団でかかわり合いを深め、心を揺さぶる感動体験をいっぱいして下さい。頑張りましょう!